2020年10月に運行を開始した「藍よしのがわトロッコ」が、今秋9月からの運行再開に先立ち夏季特別運転を実施する。

運転日は2021年8月21、22、28、29日と9月4、5、11、12日の計8日間。この期間中に乗車された方には、「藍よしのがわトロッコオリジナルうちわ」や(有)栗生商店の鳴門金時を使用した「芋ようかん」をプレゼントするなどの取組も行われる。初日の8月21日には、「さとめぐみの風」貞光駅停車中にお茶菓子を振る舞うおもてなしイベントも。

また車内では新たに「藍よしのがわトロッコ」のオリジナルクリアファイルを1枚350円(税込)、限定1,000枚で販売。「勝どきハンカチ」「合格祈願きっぷ」「オリジナル芋きんつば」も引き続き車内販売する。

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上り便・下り便ではそれぞれ限定駅弁を用意。4日前まで(4日前が土日祝日に当たる場合はその前の平日まで)の電話予約で注文を受け付ける。

下り便「さとめぐみの風」限定「阿波尾鶏トロッコ駅弁」(左)上り便「かちどきの風」限定「藍よしのがわうなぎ弁当」(右)(画像:JR四国)

「四国まんなか千年ものがたり」との接続も考慮

四国まんなか千年ものがたり(イメージ)

実は「藍よしのがわトロッコ」は観光列車「四国まんなか千年ものがたり」との乗り継ぎもできるよう設定されている。

下り便「さとめぐみの風」で12:59 阿波池田着から南風9号に乗り換え、大歩危駅へ向かうと、四国まんなか千年ものがたり「しあわせの郷紀行」(14:21 大歩危発)に乗り継げる。

また四国まんなか千年ものがたり「そらの郷紀行」からは、大歩危駅で南風16号に乗り換えて阿波池田まで向かえば、上り便の「かちどきの風」(14:33 阿波池田駅発)に乗り継げる。

夏休みの思い出作りに、二つの観光列車を乗り継いで四国周遊というのも面白いかもしれない。なお、「藍よしのがわトロッコ」は全車指定席。乗車日1カ月前の10時から発売されるので、座席指定券の購入はお早めに。「四国まんなか千年ものがたり」は乗車券の他、特急券とグリーン券が必要で、全国のみどりの窓口や主な旅行会社で購入できる。

鉄道チャンネル編集部