和歌山線初っ端から激シブイ【木造駅舎カタログ】和歌山線01/214 船戸駅

2022.07.15

※2020年12月撮影

トップ画像は、和歌山線船戸駅。和歌山線最初にイキナリ激シブイ木造駅舎です。感激しました。屋根瓦が半分新しく葺き直されているのもチャーミングです。

※個人的な感想です

さて和歌山駅から青春18きっぷで和歌山線に乗りました。

和歌山線、起点は奈良県の王寺駅、終点は和歌山駅の87.5kmに両端の駅をいれて36駅。全線単線ですが1500V直流電化されています。筆者には、105系電車、117系電車に何度も乗った懐かしい路線です。

実は和歌山線の歴史は複雑、詳細に書いているとそれだけでコラムが終わってしまうので以下に略述します。

・1896年(明治29年)南和鉄道 高田駅~五条駅間開業

・1900年(明治33年)紀和鉄道 和歌山駅~五条駅間全通

・1904年(明治37年)紀和鉄道 関西鉄道に営業を譲渡

・同年 南和鉄道 関西鉄道に営業を譲渡

・1907年(明治40年)鉄道国有法で関西鉄道国有化

国有化で国鉄になります。1980年(昭和55年)王寺駅~五条駅間が電化。1984年(昭和59年)五条駅~和歌山駅間電化されました。

では船戸駅に戻ります。

※2020年12月撮影

実は2020年(令和2年)6月まで2駅和歌山側の布施屋(ほしや)駅にも魅力的な木造駅舎がありました。現在は簡素なアルミニウムの小屋が新たに作られ古い木造駅舎は解体撤去されてしまいました。訪問が半年遅かった・・・。

船戸駅は、紀和鉄道が1898年(明治31年)和歌山駅(現・紀和駅)から船戸仮停車場まで開業した後、1899年(明治32年)現在の位置まで延伸されて開業しています。その後は上の略述通りです。1904年(明治37年)関西鉄道の駅になりますが、1907年(明治40年)には国有化されて帝国鉄道庁の駅になりました。1909年(明治42年)線路名称制定で和歌山線所属駅になります。1984年(昭和59年)駅は無人化。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR西日本に継承されました。

※2020年12月撮影

駅舎の前に大きな木があります。右手前は別棟のトイレ。

※2020年12月撮影

駅出入口に建物財産標がありました。「財産番号2001 昭和10年3月」との記載。1935年に改築された二代目駅舎の様です。

※2020年12月撮影

無人駅です。撮影は2020年12月27日午前8時。駅には誰もいません。

※2020年12月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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