ソニックパワードによる鉄道運転シミュレーションゲーム『鉄道にっぽん!路線たび』シリーズに、Nintendo Switch用ソフト三岐鉄道 北勢線が登場。12⽉23⽇から発売が開始される。

三重県の西桑名駅(桑名市)から阿下喜駅(いなべ市)までを結ぶ三岐鉄道 北勢線は、全国で3路線しか残っていないナローゲージの鉄道。全13駅、約20kmの道のりを1時間ほどで走る、日本一長いナローゲージとして知られる。

鉄道の線路幅(ゲージ)が国際標準軌の1435mmよりも狭い(ナロー)762mmの線路を、小さな黄色い電車が行き来する。両手を広げた幅よりも狭い線路幅であることから、カーブで大きく速度を落とすなど低速走行するため、のどかな風景や⼩さな⾞体ならではの乗り心地をゆっくりと楽しめる。

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また、三岐鉄道北勢線は日本で唯一、ナローゲージかつ連接台車車両を保有する鉄道でもある。つながれた車両の連結部が台車であることから、連結部に扉がなく、段差がない平坦な床になっているのも特徴。

さらに、西桑名駅近辺では、三岐鉄道北勢線の762mm、JR関西線の1067mm、近鉄 名古屋線の1435mmと、違う3種類の線路幅が一望できるスポットもある。

「鉄道にっぽん!路線たび」シリーズは、実写映像とともに本格的な車両運転を楽しむことができる鉄道運転シミュレーションゲームで、鉄道好きには人気。

今回の「鉄道にっぽん!路線たび 三岐鉄道編」では、希少なナローゲージである本線の魅力や、運転席から望む三重県桑名市の風景が体感できる。