シンプルで小さな木造駅舎【木造駅舎カタログ】山口線01/255 上郷駅

2022.08.25

※2021年12月撮影

トップ画像は、JR西日本山口線上郷駅。シンプルで小さな木造駅舎。

出入口に建物財産標がありました。駅が開業した「1914年(大正3年)11月」との記載。無人駅です。駅前広場は月極駐車場。

さて【木造駅舎カタログ】は、JR西日本山口線の木造駅舎を見てゆきます。山口線は、美祢線の東側を日本海側と結んでいます。

山口線は、起点の山陽本線新山口駅(2003年までは小郡駅)から山陰本線の益田駅までの93.9km。全線単線・非電化の地方交通線。蒸気機関車「SLやまぐち号」が運行されることで有名な路線です。

※2021年12月撮影

上郷駅は、1889年(明治22年)町村制施行で上郷村、下郷村などが小郡村として発足。その後小郡村が小郡町になり、小郡町上郷に設置されました。2013年(平成25年)住居表示で駅所在地は山口県山口市小郡郡新町になって上郷という地名はなくなってしまいました。お役人は、何故歴史のある地名を消してしまうことに熱心なのか、筆者には理解できません。

駅の東10mほどを椹野(ふしの)川が山口湾に流れ下っています。駅の西は国道9号線に面しています。待合室は駅舎の左側。元の事務室部分が大きいのが少しもったいない感じです。

※2021年12月撮影

駅舎の北側に新しく作られたトイレがあります。逆光でレンズ内のハレーションが出てしまいました。駅近くに2つ大学があるのでふだんは学生さんが多い様ですが、撮影した2021年12月20日は、既に冬休みです。

※2021年12月撮影

窓口は閉鎖されていました。閉まっているシャッターは駅の売店だった雰囲気です。

※2021年12月撮影

駅舎出入口。待合室から改札口。単式ホーム1面1線のシンプルな駅でした。正面の草原のすぐ向こうを椹野川が流れています。トラ柄のテープが巻いてあるのはぶつかる利用者がいるからかな?

※2021年12月撮影

山口線、次は宮野駅です。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。

(写真・文章/住田至朗)


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