長崎本線肥前山口~諫早間(60.8キロ)が上下分離方式へ移行する(画像:JR九州)

2022年秋の西九州新幹線開業に伴い、長崎本線「肥前山口~諫早間」(60.8キロ)は上下分離方式へ――

JR九州は2022年1月31日、同区間の第二種鉄道事業許可を受けたと発表した。

上下分離方式への移行はJR九州、佐賀県、長崎県の三社により2007年12月16日に合意されたもので、JR九州は2021年8月31日付で第二種鉄道事業許可を国土交通大臣に申請していた。

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上下分離方式への移行後は、JR九州が旅客輸送を行い、線路などの地上設備は佐賀・長崎両県が出資する「一般社団法人佐賀・長崎鉄道管理センター」が保有し、維持管理を行う。同センターも本日付で第三種鉄道事業許可を受けている。

JR九州は「佐賀・長崎両県および佐賀・長崎鉄道管理センターと引き続き連携、協力しながら、着実に準備を進めてまいります」とする。上下分離方式による営業開始日は西九州新幹線「武雄温泉~長崎間」開業日。

西九州新幹線用N700S「かもめ」車両(写真:鉄道チャンネル編集部)