AR技術を駆使した訪日プロモーションイベント=イメージ=(画像:日本政府観光局)

水際対策の緩和が表明された訪日外国人旅行者受け入れ。1日当たり入国者数の上限は2万人から5万人に引き上げられ、添乗員が同行しない訪日ツアーも認められる。

JR東日本と日本政府観光局(JNTO)は訪日旅行の復活を視野に、2022年9月1~30日の1カ月間、シンガポールで日本の祭りをPRするイベントを開催する。KDDIの海外法人・KDDIアジアパシフィックが提供するAR(拡張現実)技術を活用して、青森ねぶたや東北エリアを走る列車をリアルに情報発信する。

ARは、祭りを目の前で見るように迫力満点。シンガポールの風景をバックに、ねぶたが浮かび上がる画像を撮影できる。作品は指定のハッシュタグを付けてインスタグラムに投稿してもらう。

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ARねぶたへのアクセスは、JNTOのキャンペーンサイトまたはJAPAN RAIL CAFEの店内QRコードから。インスタ投稿者には、旅行関連グッズや綿菓子を先着順でプレゼント。優秀作品の投稿者には、東京~シンガポール往復航空券などの賞品を進呈する。シンガポールにあるJR東日本の「JAPAN RAIL CAFE」で投稿内容を提示すれば、日本酒などのプレゼントも。

記事:上里夏生