「グラングリーン大阪」ロゴマーク

三菱地所を代表企業とするうめきた2期開発事業者JV9社は7日、「(仮称)うめきた2期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪」に決定したと発表しました。

梅田貨物駅の跡地を利用する再開発計画で、地区面積は9.1ヘクタール。南北にそれぞれ分譲棟・賃貸棟を建設し、中央付近に全体のおよそ半分を占める約4.5ヘクタールの都市公園を整備します。

用途配置図。先行開業した「グランフロント大阪」や今年3月18日のダイヤ改正で開業するJR大阪駅のうめきた地下ホームとの接続が意識されています

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都市公園内にはライフデザイン・イノベーションに資する「モノ」や、イベント・プログラム等の様々な「コト」に触れられる新しい形態のミュージアム(「ネクストイノベーションミュージアム(仮称)」)を整備。天井高15mを誇る大展示室やイベント利用も可能なホワイエ、公園利用者・施設来館者が利用できる飲食・物販機能を併設します。

同じく公園内の南側、まちの玄関口にあたるうめきた地下ホーム付近には、都市公園の新しい在り方やライフモデル(”Osaka MIDORI LIFE”)を提案する体験型の情報発信スペースとして「大屋根施設 情報発信棟」が誕生します。

「グラングリーン大阪」は大阪・関西万博に先立つ2024年夏ごろに先行まちびらきとなり、北街区のホテルや中核機能施設・商業施設および都市公園の一部が開業。2025年春ごろに賃貸棟が全面開業し、2027年度に全体まちびらきとなる見込みです。