2023年4月から中央線で運行を開始する400系電車イメージ(画像:Osaka Metro)

Osaka Metroは「QRコードを活用したデジタルチケット」サービスや「Visaのタッチ決済」の実証実験を2024年度から順次開始します。

2025年の大阪・関西万博に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取組として行われるもので、現在一部の駅で実証実験中の「顔認証改札」もあわせ、国内外の利用者の多種多様なニーズに応えるとしています(顔認証改札は2024年度末までに全駅へ導入される予定です)。

QRコードを活用したデジタルチケットサービスには、スマートフォン用アプリ「e METRO」を活用。利用者はアプリ画面に表示された購入済みのQRコードで改札を通れるようになります。現在は1日乗車券や観光施設の入場券などとのセット販売も予定し、開発を進めている段階といいます。

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「Visaのタッチ決済」は三井住友カードの公共交通向けソリューション「stera transit(ステラ トランジット)」を活用するものです。

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交通系ICカードと同じような感覚で、クレジットカードなどを改札の読み取り端末にタッチすることで交通機関への乗車が可能になります。Osaka MetroではVisa以外のブランドへの対応も予定しています。