東急電鉄は24日、東横線で使用している発車サイン音を2023年3月6日から順次変更すると発表しました。

東横線では現在、車掌が送信器を操作し、ホーム上のスピーカーから発車サイン音を鳴らしています。3月18日の相鉄・東急直通線開業を機に東横線でもワンマン運転が始まるため、運転士が乗務員室内のスイッチを操作し、電車側面のスピーカーから音を鳴らす方式に切り替えます。

画像:東急電鉄

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対象は東横線を走行する列車となっており、同線と直通運転を実施する他社局の所属列車も含みます。実施区間は東横線の渋谷~横浜間と3月18日に開業する東急新横浜線の日吉~新横浜間です。

新丸子駅や元住吉駅では川崎フロンターレサポーターが作曲した「FRONTALE RABBIT」が、武蔵小杉駅ではスキマスイッチの常田真太郎さんが手がけた「轟け!青き魂」が採用されていますが、これらも新発車サイン音(プー、扉が閉まりますご注意ください)に変更になります。

なお、渋谷駅の発車メロディ「Department from new shibuya」の変更はなく、一部の駅では従来通りの発車サイン音が鳴る場合もあるということです。

(写真:ATROPOS / PIXTA)