伊予鉄道の低床バリアフリー型車両「5000形」(写真:kazukiatuko / PIXTA)

伊予鉄道は2023年5月30日、国土交通省四国運輸局長宛てに鉄道事業・軌道事業および路線バスの旅客運賃上限変更認可申請を提出しました。

鉄道は初乗り運賃が現行の180円から20円増の200円となり、その他の区間も20円引き上げます。松山市内を走る路面電車も同様に20円値上げします。路線バスは初乗り運賃40円、区間運賃が40~200円の値上げとなります。運賃改定の予定日は2023年10月1日です。

運賃改定の理由として、同社は電気料金などエネルギー価格高騰や物価上昇などの経費増加への対応を上げるほか、老朽化した車両や施設の更新、輸送の安全確保・利便性を向上させるためとしています。

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設備投資計画には、現在12両導入している新型LRT車両(5000形)の継続導入のほか、新型郊外電車車両の老朽取り替えとして「VVVFインバータを搭載した環境にやさしくバリアフリーに対応した新型車両」の導入、また変電所の整備や駅舎リニューアルなどが挙げられています。

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