松山駅高架化イメージ(画像:JR四国)

JR四国は29日、「JR四国グループ事業計画2024」を公表した。2024年度を中期経営計画2025の目標達成に向けた正念場、次の飛躍につなげる年度と位置づけ、構造改革や収益拡大を目指す。

鉄道事業においては、重要施策として8000系特急電車のリニューアル編成増備、特急列車の指定席拡大、チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」のバージョンアップ等を掲げる。

営業面では瀬戸大橋線と絡めた観光キャンペーンや観光需要の創出、誘客促進、インバウンド需要の取り込み等を進め、鉄道を活用した荷物輸送サービスやサイクルトレインなどの施策により収益源の多様化・利用促進を図る。

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2024年秋には松山駅が高架化開業する予定だ。これにあわせ、同駅へ自動改札機を導入し、利便性向上と利用促進を図る。

また、駅高架下には新たな商業エリアを開業し、物販・飲食などの店舗を充実させる。テナントも一部はすでに決まっており、愛媛県では初めて「Graceful Gift Shop byハレノヒヤ」や「鮨 酒 肴 杉玉」が出店する予定となっている。

松山駅高架下商業エリアイメージパース(画像:JR四国)