伊予鉄道、新型車両「7000系」導入計画を発表
伊予鉄道は2023年11月14日、郊外電車に新型車両7000系を導入すると発表しました。
まずは6両(2編成分)を2025年2月に導入し、2027年まで毎年6両ずつ、3年間で合計18両(6編成分)を導入する計画です。製造は近畿車輛、投資額は約39億円で、導入にあたり環境省の国庫補助金を活用する予定です。
「人に優しいバリアフリー設計。脱炭素化に向けた省エネ性能向上。乗ってみたくなる未来型流線形のフォルム。そして、オレンジ色のカラーリングにより愛媛らしさを表現しています」(新型車両のコンセプトについて)
700系と比較すると、使用電力は車両性能の向上により約50%削減されているといいます。車体は軽量ステンレス製で、VVVF制御、回生ブレーキなどにより環境性能も向上しました。
新型車両の導入にともない、700系車両は順次廃車となります。