※東急8500系電車です at 獨協大学前駅 1976年(昭和51年)ローレル賞を受賞しています

緩行線ホーム4番線に入ります。ホームの無い一番左側の下り急行線が6番線。

駅名標。1899年(明治32年)開業。他社線との乗換の無い単独駅では伊勢崎線で最も乗降人員の多い駅。草加という地名を聞くと反射的に「草加煎餅」を想起しますが、草加が醤油産地の野田に近く、米の名産地でもあるからなのだそうです。明るいバックにピントがあってしまいましたが。

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東京メトロ半蔵門線の08系車両とすれ違います。

下り急行線を列車が通過。

ソレを追いかける様に並走して次の獨協大学前駅に着きます。草加駅から1.7km。

トップ画像にも使っていますが東急8500系電車が通過してゆきます。

1962年(昭和37年)営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線との直通運転開始の年に草加松原団地への入居が始まり松原団地駅として開業。マンモス団地の時代だったのです。

2017年4月に獨協大学前駅、副駅名「草加松原」に改称されました。地元の要望で駅名改称は東武鉄道では初めて。実験的に設置された西新井駅を除外すれば、1992年(平成4年)自動改札の本格導入が実施された駅です。残念ながら駅名標は撮影できませんでした。

1.4kmで新田駅。ここにも駅名が掲示されています。

駅名標。1899年(明治32年)埼玉県北足立郡新田村に開業したので新田駅。1908年(明治41年)に廃止され、17年後の1925年(大正14年)に再開して現在に至っています。

新田駅を出ると上り緩行線に東京メトロ日比谷線13000系とすれ違いました。

東武鉄道の車両と東京メトロ半蔵門線・日比谷線、東急田園都市線の車両が混在しています。

では、【私鉄に乗ろう 81】東武鉄道 その10 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)