2.1kmで竹ノ塚駅です。ようやくホームが見えました。お馴染みのシザーズ・クロッシング。

これだけの運転本数をさばきながらの工事です。想像してもアタマが混乱しそうな複雑な手順がありそうですね。

駅名標。東武伊勢崎線開業の7ヶ月後、1900年(明治33年)伊興村に開業。駅名が竹ノ塚なのは隣の竹ノ塚村の方が駅名を喚呼する時の響きが良いからだそうです。確かに「いこう いこ〜」と駅名を喚呼されてもちょっと脱力しちゃう感じですよね。東京都交通局の日暮里・舎人ライナー見沼代親水公園駅が2008年(平成20年)に開業するまで100年以上、東京都で最も北にある駅でした。浅草から営業キロで13.4kmです。

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やっと明るい場所に出ました。まだ工事区域です。

ここからも高架に登ってゆきます。

半蔵門線の東京メトロ8000系車両とすれ違います。ちょっと不思議な気分です。

2.5kmで谷塚駅。駅名が書いてあるのは運転士さん用? この駅から埼玉県に入ります。

駅名標。1925年(大正14年)開業。1988年(昭和63年)に高架化されています。1日の平均乗降人員が昭和60年頃は6000人程度だったのに、38,327人(2017年)と増加。住宅が増えているのでしょうか。

大きい駅が見えてきたなぁ、と思ったら草加駅でした。谷塚駅から1.6km。

急行線はホームと通過にさらに分かれていますね。島式ホーム2面6線です。

では、【私鉄に乗ろう 81】東武鉄道 その9 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)