6月1日(金)から保存期間を 3ヶ月→2週間 に変更

鉄道の忘れ物はしばしばテレビニュースなどでも取り上げられますが、とにかく無闇矢鱈に多いということです。近鉄が昨年扱った忘れ物が380、000件。そのうち「傘」は、80、000件以上。返却率は20%程度。

鉄道での忘れ物は、警察の保管スペースに移管されます。そのスペースが逼迫しています。特に嵩張る「傘」について、関係する警察本部から「特例施設占有者制度」を積極的に活用するよう要請を受けたことから駅での保管期間を見直すことになりました。

実施は、2018年6月1日(金)の忘れ物から。保管場所は、忘れ物保管駅(駅長所在駅)。対象は持ち主が特定できない「傘」の忘れ物。

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「傘」の忘れ物について、これまで所轄の警察署で3カ月間保管した後処分されていましたが、6月1日以降は各駅長所在駅で2週間保管し、持ち主が特定できないものについては処分されます。

なお、 記名等により持ち主が特定できる「傘」および「傘」以外の忘れ物の取り扱いについては変更ありま せん。

これから梅雨にになると、ますます傘の忘れ物が増える季節です。駅常備の「ご自由にお使いください」という形で処分する傘を使って貰えるとスゴク助かりますよね。