一畑電車ハロウィン列車
※写真は一畑電車ホームページより

これは松江フォーゲルパークで10月29日(土)に開催される「ハロウィンナイト」にあわせて実施されるものだ。

こちらが松江フォーゲルパーク「ハロウィンナイト」のチラシ。
https://www.ichibata.co.jp/vogelpark/events/img/halloween.jpg

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松江フォーゲルパークは紆余曲折を経て松江市と一畑電車が運営する世界有数規模の花と鳥を中心にしたテーマパーク。

しかし、一畑電車らしいのはハロウィン列車の装飾が社員の手作りという「暖かさ」。
一畑電車ハロウィン列車
※写真は一畑電車ホームページより

運行軌間 平成28年10月12日(水)〜11月10日(木) 

※乗車時間が16:30以降の定期運行列車に限られます

10月29日(土)「ハロウィンナイト」本番の日には松江フォーゲルパーク入園料(大人500円・小中学生250円)の付いたお得な切符も発売される。

■松江フォーゲルパーク入園料付きフリー乗車券

大人・800円 中学生・550円 小人・400円

発売駅:松江しんじ湖温泉 雲州平田 川跡 電鉄出雲 出雲大社前

※電車内でも販売されます

ハロウィンというのは、もともとはケルト起源、アイルランド・スコットランドの秋の収穫祭とケルト的な悪霊祓いの合体した土着の宗教儀式だった。それをアイルランド・スコットランドからアメリカに渡ったキリスト教徒たちが移民先のアメリカで民間行事にしたもの。

言うならば、鎮守の祭りと「なははげ」が合体した様なものだ。

ハロウィンに飾られるカボチャの「ジャック・オー・ランタン」もアイルランド・スコットランドの民話から出てきた妖怪の様なもの。

キリスト教とは無関係なお祭りだ。

しかし、キリスト教が4世紀以降、布教のプロセスで土着宗教を取り込んできた為に聖人の数が膨大にふくれあがった。その全ての聖人を祝うのが万聖節(諸聖人の日)。この日がハロウィンと重っている。ハロウィンの語源はこの万聖節(All-hallow Evening)の短縮形である。

言ってみればクリスマスと同じで宗教的な儀式では無く、クリスマスツリーの代わりにカボチャで作った「ジャック・オー・ランタン」を飾り、子供達が仮装して近所の家を廻りお菓子を貰う(クリスマス・プレゼントを貰う)という楽しいイベントだ。

一畑電車ハロウィン列車
※写真は一畑電車ホームページより

蛇足。クリスマスはキリスト教(特にカトリック)にとっては復活祭(イースター)に次ぐ重要な宗教的行事です。