130段の階段を上り下りしました【駅ぶら03】京浜急行88

2020.06.29

汐入駅南側商店街を1本西に入ってウロウロしていたら汐入不動尊・真言宗高尾山長光寺を見つけました。というか、高いトコロにあるので探しやすいのです。

お寺の入口に到達。予想していましたが、階段ですねぇ。

山門はない様です。

階段下の子育地蔵尊。高尾山長光寺は大根加持の寺「ボケ封じ・中風封じ」と書かれています。認知症、アルツハイマーという言葉が一般的になって、昔ながらの「ボケ」という言い方はあまり使われなくなった気がします。中風(ちゅうふう・ちゅうぶ)という言葉も昭和一ケタ生まれ、高齢の母親などがよく使っていましたが昨今は耳にしませんね。

大根加持は、毎年5月第二日曜日「母の日」にこのお寺で行われる祭事です。昔から大根はボケ・中風予防に良いと言われているそうで、京都の海住山寺の行事が有名ですが、先代の長光寺住職が海住山寺の住職と懇意だった関係で三浦半島特産の大根を使った大根加持が始まったそうです。長光寺が「春大根発祥の地」という記事もありました。

京急線沿線のあちこちで「子育地蔵尊」が詣られています。地蔵について記すと長い話しになってしまうので端折りますが、要は子供を守る菩薩として、特に子を持つ信者が「よだれかけ」や「頭巾」を奉納することが古くから行われたのです。子育地蔵尊が多いのも肯けます。

では、がんばって階段を登ります。

最初の踊り場に素朴なお地蔵様があります。良いお地蔵様ですね。

次の階段を上がります。

これがオリジナルの本堂? 不明です。

右横には水子地蔵尊があって、さらに階段です。

階段の上には延命厄除地蔵。

上を見上げると、梁の上に本堂が乗っています。不思議な眺めです。写真を撮っていたら住職らしき方がスーツ姿にビジネス鞄を持って降りて来られて「もう少ししたら桜が綺麗に咲きます。その頃にまたおいでください。」と声をかけてくださいました。そして毎日の生活で上り下りされているのでしょう、階段を軽やかに降りて行かれました。御住職は高尾山薬王院、高幡不動で修業された方だそうです。写真を見れば、写っている枝は桜です。桜の季節は綺麗でしょうねぇ。

反対側に小さなお稲荷様もあります。だいぶ登ってきたことが分かります。昔の写真を見ると手前には鳥居があった様です。

そしてまた階段を登ります。

かつては八王子にあった長光寺というお寺が明治時代に火事で焼け、1915年(大正4年)に高尾山薬王院の出張所としてこの地に作られたのが汐入不動尊・真言宗高尾山長光寺の始まりです。階段は全部で130段。当時から横須賀には空いている平地が少なくお寺を建てた際にコンクリートなどを運び上げるのが大変だったそうです。階段を登るだけでも大変ですから。

最後の階段の手前、右には写っていない不動明王の本堂への階段があります。正面には十一面観音菩薩が祀られています。左にはさらに奥に登ってゆく階段がありました。ちょっと行って見たくなりますよね。行きませんでしたが。

この階段を登って130段です。

本堂の横から下界を見渡せます。赤い○で囲んだ汐入駅のホームからこのお寺を見つけました。

十一面観音菩薩のお堂。手前に「願掛け不動」が置かれていました。

そして、また130段の階段を降りて汐入駅に戻りました。三浦半島は足腰の鍛錬には良いですが、右膝の痛みは歩いても治らないのです。テレビでCMを頻繁に見るサプリや薬剤を試してみようかとも思いますが、ちょっと値段が高いですよね。

次は横須賀の繁華街、横須賀中央駅です。

【駅ぶら03】京浜急行89 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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