北陸新幹線E7系 車両イメージ(写真:T2 / PIXTA)

国交省は2021年3月31日、北陸新幹線金沢~敦賀間の工事実施計画変更を認可したと発表。

敦賀延伸は現在の2022年度末から2023年度末に変更され、工事費は約1兆4121億円から約1兆6779億円に。増加額は2658億円。

工事完了予定時期の変更事由として挙がったのは「加賀トンネルにおける盤ぶくれ対策のための追加工事」「敦賀駅部の工事の遅延」の2点。

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工事費の変更事由に関しては次の通り。

・物価上昇に伴うもの 901億円
・地質不良対策に伴うもの 203億円
・法令改正に伴うもの 11億円
・不調不落に伴うもの 718億円
・工期短縮に伴うもの 686億円
・生コン不足対策に伴うもの 144億円
・設計の見直し等による工事費の削減 ▲5億円

JRTTは北陸新幹線建設局を設置

鉄道・運輸機構(JRTT)は2021年4月1日、北陸新幹線に特化した組織に向けた体制の見直しを行い、令和3年4月より地域密着型の組織として北陸新幹線建設局を設置すると発表した。

鉄道チャンネル編集部