不思議なカラーリングの駅舎です【木造駅舎コレクション】029

2021.12.07

※2021年4月撮影

トップ画像は、日豊本線浅海井(あざむい)駅。この駅名、駅所在地名ですが筆者には難読です。木造駅舎は緑色にオレンジ色っぽい屋根瓦とどこかしら不思議なリゾート風です。

しかし、実際には新聞販売店とタクシー会社、海産物店が駅舎に入っています。実際の駅として使われている部分は駅舎のごく一部です。駅舎の左(南)側に屋根付きの駐輪場。駅前広場は駐車場の様な枠が描かれています。

※2021年4月撮影

駅出入口には「九州最東端の駅」と掲げられています。お約束の郵便ポストは小さめで電話ボックスではなく軒下に公衆電話があります。建物財産標は見当たらず、駅舎がいつ作られたのかは分かりません。そうは言ってもそこそこ古い木造駅舎です。

※2021年4月撮影

駅舎内には無人化される前の窓口が残っています。反対側に乗車券販売機。壁の上の方に豊後二見ヶ浦のポスターが2枚貼られています。

※2021年4月撮影

駅表側に面する空間はガランと何もありません。左はトイレです。昔の写真では窓側にベンチが置かれていました。

※2021年4月撮影

壁に近距離きっぷ運賃表。あの立派な木造駅舎のあった杵築駅からずいぶん来ました。日豊本線下り方面は日向エリアまで出て来ました。

※2021年4月撮影

ホーム側、以前の写真などには金属製の改札口が写っていましたが撤去された様です。足下にその痕跡があります。外壁はなかなか鮮やかな緑色、左側はモダンアート風ですが。(笑)

※2021年4月撮影

駅舎から線路沿いに南に50mほど歩いて跨線橋で島式ホームに渡ります。その途中でホームの駅名標がキレイに見えました。背後は山々が連なっていますが、あの辺りに暁嵐(ぎょうらん)の滝があります。でもあちら側に渡る踏切が南北両側とも駅からかなり離れているのです。

※2021年4月撮影

望遠レンズでアップします。イラストは豊後二見ヶ浦。

※2021年4月撮影

浅海井駅は、1916年(大正5年)国有鉄道豊州本線の臼杵駅~佐伯駅間延伸開業の際に設置されました。国鉄分割民営化でJR九州に継承されます。2012年(平成24年)駅は無人化。

跨線橋に上りました。駅舎から跨線橋まで黄色い矢印の様に歩いて来ました。線路の奥は上り小倉駅方面。左の白い山肌は何か削りとっている様でした。

※2021年4月撮影

同じポジションから望遠レンズで木造駅舎です。

※2021年4月撮影

次回は、跨線橋の反対側、鹿児島駅方面からです。

(写真・文/住田至朗)

※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。


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