【木造駅舎カタログ】呉線002/52 安芸津駅
※2020年8月撮影
トップ画像は、呉線安芸津駅。安芸幸崎駅とは趣が異なりますが、またまた端正な木造駅舎です。呉線はほぼ東西に走っていて駅舎は北側にあります。
西側から。朝なので逆光です。駅舎は駅が開業した昭和10年(1935年)の建造ですが良い状態に改修されています。美しい屋根瓦も葺き替えられたものでしょう。個人的には駅舎前面の素っ気ない庇に、もう少し工夫が欲しい。(笑)
※個人的な感想です
※2020年8月撮影
駅出入口。建物財産標などは見当たりませんでした。改札口とICカード簡易改札機が見えます。ホームには正面の階段を上ります。
※2020年8月撮影
安芸津駅は、1935年(昭和10年)安芸三津駅として開業。1949年(昭和24年)安芸津駅に改称。1978年(昭和53年)貨物取扱廃止。
東側からは順光。郵便ポストと電話ボックスがセットであります。
※2020年8月撮影
駅の東にある「マリンアーチ」が呉線を渡る跨線橋。呉線を越えて南に100mほどで三津湾があります。そこにフェリー乗船場があって瀬戸内海で眼の前に浮かぶ大崎上島との間を往復しています。この辺りには多くの島々があります。安芸津駅木造駅舎がトイレの向こうに見えます。
※2020年8月撮影
駅前ロータリーが一望できました。
※2020年8月撮影
跨線橋自体は目の細かい金網があって撮影不可能でしたが、南には瀬戸内海と島ヶ見えました。
※2020年8月撮影
階段部分からは安芸津駅南側の側線が見えました。現在は保線車両用に使われる程度ですが、かつては複数の側線がありました。左には貨物用ホームの跡の様なものも残っています。
※2020年8月撮影
駅前に戻る際に跨線橋から駅舎とホームの位置関係が分かるカットが撮れました。
※2020年8月撮影
駅前ロータリー東側から。
※2020年8月撮影
ほぼロータリーの北側から。左に「マリンアーチ」が見えます。右手前には神社。
※2020年8月撮影
神社なのに鳥居が無いので不思議に思ったら「御旅所」という神社の祭礼などで御神輿(に乗った神様)が休憩する場所だそうです。
※2020年8月撮影
御旅所の前からもう1枚。
※2020年8月撮影
※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。
(写真・文章/住田至朗)