左が8800形(オリジナル色復刻塗装電車)、右が2014年~現在のカラー。今回の復刻塗装ではベージュの車体カラーに茶色の細帯のデザインを再現します

千葉県鎌ケ谷市に本社を置く新京成電鉄は、8800形電車の8813編成を1986年導入当時の配色を再現した復刻塗装に変更し、2024年11月18日(月)以降に運行を開始します。

来春に京成電鉄との合併を控えた新京成電鉄。復刻塗装電車運行の目的は、乗客に同社の歴史を振り返り、懐かしさを感じてもらうためといいます。

企画としては今年7月から始まった「N800形 復刻塗装電車」、9月からの「8800形千葉線直通色 復刻塗装電車」に続く第3弾にあたります。

8800形は1986年1月に導入。他社に先駆けて長編成VVVFインバータ制御を採用し、空気バネ台車で乗り心地の向上を図りました。2016年からフルSiC素子を適用したVVVFインバータへの更新工事を行い、2017年からは内装にも手が加えられています。

(画像:新京成電鉄)

【関連リンク】