※2020年8月撮影

トップ画像は、山陰本線由良駅。愛称が「コナン駅」。マンガ『名探偵コナン』のコナン君がトップ画像だけで9人写っています。

『名探偵コナン』は、鳥取県東伯郡大栄町(現・北栄町)出身の漫画家青山剛昌さんが(長期休養をはさんで)25年以上描き続けている代表作。由良駅の所在地は、鳥取県東伯郡北栄町由良宿。青山剛昌さんの出身地です。

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『名探偵コナン』が少年サンデーに連載され始めた1994年(平成6年)筆者は、既にオッサンでマンガに熱中する年齢ではありませんでした。むしろテレビアニメが人気を得た20世紀末から21世紀にかけて、次男がコナンに夢中になり、春・夏・冬休みには劇場版アニメ映画を観に連れて行きました。その時に子ども向けアニメと侮れないクオリティーに瞠目した記憶があります。しかし息子に付き合って「名探偵コナン」劇場映画版を見てから既に15年以上の歳月が流れました。息子はもう大人です。

駅前広場にはコナン君の彩色されたリアルな像(何か変?)が立っています。背後を「青山剛昌ふるさと館」まで歩く間に『名探偵コナン』に登場するキャラクターなどのブロンズ像などのオブジェがあります。

※2020年8月撮影

駅舎正面。建物財産標は「昭和11年2月」1936年、雪の降る東京では、2.26事件が起きていました。

※2020年8月撮影

駅前広場とコナン像。

※2020年8月撮影

由良駅は、1903年(明治36年)官設鉄道の延伸で開業。1909年(明治42年)線路名称制定で山陰本線の所属駅になります。1972年(昭和47年)貨物取扱廃止。国鉄分割民営化でJR西日本の駅になりました。2013年(平成25年)愛称「コナン駅」が付けられます。

駅舎の左奥は「北栄町観光案内所」になっています。

※2020年8月撮影

駅舎の右(西)側にトイレがあります。この駅から、ファンたちは「聖地」を目指すのでしょうか。『名探偵コナン』原作を読んでいないので北栄町が物語に登場するのか否かは分かりません。

※2020年8月撮影

北栄町はスイカ、ラッキョウ、葡萄(北条ワイン)が特産物。駅西側の公園にスイカのオブジェと北栄町を紹介するボード。

※2020年8月撮影

スイカ・オブジェの後にコナン君の銅像がありました。

※2020年8月撮影

由良駅構内、駅舎内、駅周辺には総勢40人以上のコナン君がいました。流石「コナン駅」。

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)