【木造駅舎カタログ】山陰本線35/136 松崎駅

2022.03.27

※2020年8月撮影

トップ画像は、山陰本線松崎駅。この駅も逆光。なんでかなぁ、やっぱり日頃の行い?(笑)

横長の木造駅舎、トタン葺きの屋根が続きます。立派な駅舎ですが無人駅です。もったいないなぁ。駅舎は1934年(昭和9年)の改築です。

※2020年8月撮影

松崎駅は、1904年(明治37年)官設鉄道が延伸した終着駅として開業。松崎という地名は駅の北東、東郷湖に面した町の名前です。翌年官設鉄道はさらに延伸されます。1909年(明治42年)線路名称制定で山陰本線の所属になりました。1951年(昭和26年)東郷松崎町が成立し駅所在地が鳥取県東伯郡東郷松崎町大字中興寺字松原になりました。駅名と所在地が一致したワケです。しかし1953年(昭和28年)東郷町成立で所在地が鳥取県東伯郡東郷町大字中興寺字松原になり「松崎」が消えました。

1972年(昭和47年)貨物取扱廃止。国鉄分割民営化でJR西日本に承継。2014年(平成26年)湯梨浜町成立で駅所在地は鳥取県東伯郡湯梨浜町大字中興寺字松原となっています。2015年(平成27年)駅は無人化されました。

はかま腰屋根が分かります。駅舎の前にある植込みもよく手入れされています。

※2020年8月撮影

反対側には「はわい・東郷温泉 観光案内所」があります。「はわい」は、元は羽合温泉です。はわい温泉にも行ってみたいな。

※2020年8月撮影

駅出入口。建物財産標がありました。「昭和9年10月29日」の記載。何度も書いていますがこの日も最高気温が高かったので待合室内は暑いのです。利用者は少しでも風の吹く駅舎外のベンチに坐っていました。古い木のベンチが良いですね。

※2020年8月撮影

駅の正面。駅前広場の向こうに見えるのは日本海ではありません。対岸の木々が見える東郷湖です。「天女の湯どころ とっとり梨の花温泉郷 東郷温泉」の看板があります。

※2020年8月撮影

望遠レンズでアップにしました。対岸に「はわい温泉」もあります。元々は東郷湖の湖底から湧出していた羽合温泉でしたが、湖岸を埋め立てて温泉街が作られました。湖上にも温泉風呂がある様です。それは面白そう!東郷湖のさらに北には日本海があります。

※2020年8月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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