飛騨高山、奥飛騨、飛騨古川と冬季ならではの風情を感じさせる「ずらし旅×冬の飛騨路」の地域連携ポスター三態

旅行目的地や時期、それに旅先の観光メニュー、いつもの「定番」をちょっと変えると新しい旅が楽しめる。

そんなコンセプトで、JR東海が2020年秋にスタートさせた「ずらし旅」。1年を経過してすっかり定着した今冬は、岐阜県を対象エリアに「ずらし旅×冬の飛騨路」キャンペーンを展開する。

JR東海は毎年冬季、JRグループ共同のデスティネーションキャンペーン(DC)として「京の冬の旅」、自社では「冬の飛騨路キャンペーン」を実施している。2021年は、岐阜県エリアを対象に「ずらし旅」を展開して誘客。コロナ禍からの地域観光再生に加え、鉄道の利用促進につなげる。

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期間は2021年12月から2022年3月までの4ヵ月間で、キャッフレーズは「ほっこり、まったり、『ひだ』を発掘しよう!」。主な観光メニューは、「選べる工芸体験付き!温泉街『下呂』で合掌集落を散策しよう」「ヘルシーに仕上げた下呂温泉素肌美人スイーツクーポン」「スキー場で源流の大自然を体感!ちょっぴりスリリングな雪上ドライブクルージング」「地酒5種類試飲付き!飛騨高山の銘酒『久寿玉』酒蔵ツアー」など多彩だ。

このうち選べる工芸体験は、合掌集落を再現した観光施設を散策した後、陶器絵付や和紙絵すきなどで、飛騨の文化に触れる。下呂温泉素肌美人スイーツは、飛騨の名湯でヘルシーなオリジナルスイーツを味わう。スキー場での大自然体感では、特製ソリに乗ってスノーモービルにけん引されながら冬の自然に親しむ。

JR東海は、特設サイトや管内一部駅のパンフレットで冬の飛騨路の魅力を紹介。キャンペーンサイトには、画像や特集記事を掲載する。

画像:JR東海
記事:上里夏生