飯田線 元善光寺駅【木造駅舎カタログ】18/372

2022.05.01

※2022年3月撮影

トップ画像、JR東海飯田線元善光寺駅。長野の善光寺と飯田の元善光寺、何か関係があると思って調べてみました。

6世紀中頃、この地の本田善光(よしみつ)が難波の堀から如来像を拾って戻り自宅に安置したのが始まり。40年以上経つ間にその御利益が知られる様になりましたが、如来のお告げで長野に遷座し本田善光の名から善光寺と名付けられます。当地には三尊像が残され元善光寺と呼ばれる様になったとのことでした。

善光寺って、長野の他、甲府などにも6ヵ所もあるのですね。知りませんでした。

駅舎は、飯田線の北側下りホームに面しています。上り島式ホームのある列車交換のできる駅です。桜が咲き始めています。撮影は2022年3月28日。

※2022年3月撮影

フェンス越に上りホームの駅名標。下りホームの駅名標は裏側の白い面です。

※2022年3月撮影

元善光寺駅は、1923年(大正12年)伊那電気鉄道によって開業。1943年(昭和18年)の国有化で飯田線の駅になり座光寺駅と改称。1950年(昭和25年)元善光寺駅に戻されました。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR東海の駅になっています。

駅舎の西側は駐輪場になっています。

※2022年3月撮影

駅出入口。建物資産標の記載は「鉄 03-6001 T.12.12」でした。駅が開業した時のオリジナル駅舎の様です。

※2022年3月撮影

駅の正面、長野県道229号市場桜町線が通っています。左(西)に500mで元善光寺があります。

※2022年3月撮影

東側から。

※2022年3月撮影

駅舎の前に駅の敷地があります。かつては、駅周辺にあったセメントや石油施設と繋がる貨物専用線がこの駅に集約されていました。大きな駅だった名残でしょうか。

※2022年3月撮影

駅前の道は西で行き止まりになっていました。

※2022年3月撮影

飯田線の西側にある公道踏切から元善光寺駅。南側に側線があります。

※2022年3月撮影

流石に駅が見えないので望遠レンズで撮影。駅の東側側線に保線車両が駐まっています。遠くに南アルプス(赤石山脈)、2000m級の山々が見えます。

※2022年3月撮影

次回は、飯田線で最後の木造駅舎桜町駅です。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)『長野県鉄道全駅 増補改訂版』(信濃毎日新聞社/2011)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。

(写真・文章/住田至朗)


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