本物のモノレールを運転体験できる! 大阪モノレール初期車両「1000系04編成」引退で記念イベントを開催、35年間ありがとう
大阪モノレールでは、1990年の開業以来親しまれてきた1000系初期車「04編成」が、2025年7月をもって引退することになりました。これを受けて、引退記念イベントが開催されます。
1000系は開業当初、1990年6月1日に千里中央駅―南茨木駅間の6.7キロメートルでスタートしました。その後、1997年4月1日に柴原駅―大阪空港駅間、同年8月22日に南茨木駅―門真市駅間、1998年10月1日に万博記念公園駅―阪大病院前駅間(彩都線)、そして2007年3月19日に阪大病院前駅―彩都西駅間(彩都線)と、5回の延伸を重ねて現在の28.0キロメートルの路線網が完成しました。
1998年にはイギリスのギネス社から「モノレール営業キロ世界一」の認定を受け、その後も2011年9月29日に中国・重慶市で重慶軌道交通3号線が開業するまでは、世界最長だったことでも知られています。現在でも28.0キロメートルは日本国内のモノレールで最長、世界第2位の営業キロを誇っています。(TOP写真_大阪モノレール 1000系04編成:bravy100 / PIXTA)
『04編成 引退記念イベント』
◆さよなら運転体験会
2025年6月29日(日)、万博車両基地で「小学4年生以上(小学生は保護者同伴)」を対象に、午前(9時00分~12時10分)と午後(13時30分~16時40分)の2部構成で「さよなら運転体験会」を開催します。
電車の運転をしたことのない方でも、簡単な運転操法講習のみで運転していただけますので、心配はご無用です。全国唯一のモノレール運転シミュレータで練習した後、車両基地内を約60m運転体験ができます。
(参加費:1人20,000円、同伴者1人2,000円、定員:各部8組、応募多数の場合は抽選、ライヴポケットで6/16(月) 07:00まで受付中)

◆04編成と遊ぼう
2025年7月5日(土)11時00分~16時00分まで、大阪空港駅1番ホームで開催され、参加費は無料です。
◆車両基地見学ツアー
2025年7月12日(土)、万博車両基地で午前(9時30分~11時30分)と午後(13時30分~15時30分)の2部構成で開催され、参加費は1人3,000円、定員は各部50名です。(申し込み多数の場合は抽選)
各イベント申込に関しては、大阪モノレールのWebページで、最新情報をご確認ください。
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