飯田線 伊那大島駅【木造駅舎カタログ】17/371
※2022年3月撮影
トップ画像、JR東海飯田線伊那大島駅。駅は、長野県道59号線に面しています。
駅前には、スペースがたっぷりあります。
※2022年3月撮影
駅舎は飯田線の西側、相対式ホーム2面2線の下り線側に建っています。
※2022年3月撮影
飯田線の東側は崖になっています。天竜川河岸段丘の崖の中腹部分を飯田線は走っています。伊那大島駅は正に中腹にあって西側にも崖がありその上に松川町役場など町の中心部があります。駅所在地は長野県下伊那郡松川町元大島。
※2022年3月撮影
フェンス越に上りホームの駅名標が見えます。
※2022年3月撮影
駅舎横には、松川町観光協会の「登山者休憩所」があります。
※2022年3月撮影
駅舎外壁には「国定公園南アルプス登山口 変わりやすい山の天気には常に注意を! 安全登山を祈ります 伊那大島駅」と掲示されています。夏期には、登山口の大鹿村鳥倉まで伊那バスの登山バスが運行されます。
※2022年3月撮影
同じ場所から望遠レンズで上りホーム駅名標。ホームにも待合室があります。眼下に広がる町と遠く南アルプス(赤石山脈)が見えます。
※2022年3月撮影
伊那大島駅は、1922年(大正11年)伊那電気鉄道が開業。1943年(昭和18年)国有化で飯田線の所属駅になりました。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR東海に承継されています。
松川町のサイトなどを見ると地名は「おおじま」と読まれています。しかし駅名標を見ると「いなおおしま」です。その理由や経緯は分かりません。
駅出入口。建物資産標があって「鉄 03-6001 T.11.12」と記載されていました。駅舎は、駅開業時のオリジナルなのでしょうか。丁寧に改修されているのか、駅舎は古さを感じさせません。
※2022年3月撮影
駅前も崖になっています。県道を下ると駅下の商店街に降りてゆきます。
※2022年3月撮影
県道を右カーブしながら上ると松川町役場など町の中を抜けて中央高速道路の松川インターチェンジに繋がっています。
※2022年3月撮影
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)『長野県鉄道全駅 増補改訂版』(信濃毎日新聞社/2011)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。
(写真・文章/住田至朗)