【私鉄に乗ろう 71】伊予鉄道 市内電車 その2

道後温泉行が来ました。伊予鉄道モハ50形電車、1951年(昭和26年)から1965年(昭和40年)にかけて製造された伊予鉄道自社発注の車両です。前期形51ー61と後期形62ー69がナニワ工機(現・アルナ車両)製、70-78は帝國車輛製。前期形54号車は、1953年(昭和28年)製、冷房化されています。釣掛式駆動の懐かしいモーター音がします。残念ながら松山市駅には行かないのでパス。

松山市駅行が来ました。古町方面ホームの先は単線になっています。2002年(平成14年)から導入が始まった伊予鉄道モハ2100形電車です。低床式車両では世界初の単車。松山市駅の降車・乗車ホーム間が短いので連接車両が導入できないのです。12m車両は、バリアフリーで乗り降りは容易ですが50形などの定員80人に対して定員47人と半分程度なので多客時には積み残しが発生する様です。

とりあえず松山市駅に向かいます。1日乗車券は松山市駅の窓口で購入してください、とのことで松山市駅まではそのまま乗せてもらいました。予想外に混んでいたので途中の前面展望は撮れませんでした。

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松山市駅です。左奥が降車ホーム。ここで乗客を降ろし、行先表示を換えて右手前の乗車ホームから乗車します。

伊予鉄の窓口で”ALL IYOTETSU 1 DAY PASS”(1700円)を購入。これで今日1日市内電車と郊外電車が全線乗り放題です。市内電車の乗車ホーム。

低床式2100形が前面展望を撮り易そうなので待っていたら⑥系統本町六丁目行がきました。

低床車両は運転席直後に立つことができません。でも運転席直後の右側に坐ると前面展望が撮れます。右カーブは無理でした。(笑)

前を行く②系統大街道行は国道56号南堀端交差点を右に曲がりました。

手前に南堀端停留場があります。真ん中下の黒い玉は、運転台のノブか何かです。南堀端停留場は行き先毎に三つのホームがあります。⑥系統本町六丁目行は停留場を出ると国道を左に曲がります。

お堀に沿って右に曲がります。

【私鉄に乗ろう 71】伊予鉄道 市内電車 その3 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)