万博開催前後で森之宮検車場はどう変わるか

大阪・関西万博会場全景夕景(画像:(公社)2025年日本国際博覧会協会)

Osaka Metro中央線は2025大阪・関西万博開催時、会場となる夢洲へのメインアクセス線となります。

夢洲延伸で3列車、輸送力増強のため10列車、計13列車の増備が予定されており、中央線の最小運行間隔は3分45秒から2分30秒に短縮される見込みです。

御堂筋線を走る30000系を改造した「30000A系」が中央線に投入されています。万博終了後、同形式は谷町線へ転用される予定です(その他、中央線の新型400系が来春デビュー予定)

では、増備分の列車を留め置くためのスペースをどこに確保するのか――Osaka Metroは森之宮検車場内の既存の保守施設を移設・撤去することでスペースを確保し、13列車分の留置線を設置するための工事を進めています。

万博開催までに検車場場内に13列車分の留置線を整備する

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計画では万博輸送を乗り切ったのち、増備車両を他号線へ転用する予定となっています。そこで、万博のために整備した13列車分の留置線は不要になりますので、これを撤去して新駅を設置、既存の側線に線路設備・信号設備を整備することで営業線化します。

万博後、不要になった13列車分の留置線を撤去し、新駅を設置します