新駅が整備される森之宮検車場。中央線と千日前線の列車の日常検査、保守及び留置機能、および、線路保守施設を有しています(画像:Osaka Metro)

Osaka Metroは2022年12月21日、大阪城東部地区に位置する森之宮検車場内に新駅を設置する方針を決定したと発表しました。

国際的な観光拠点である大阪城公園や森之宮周辺では、2020年9月に策定された「大阪城東部地区のまちづくりの方向性」をもとに開発計画が進んでいます。Osaka Metroもその一員として、まちづくりのコンセプトを踏まえつつ、中央線(東西軸)における西の「夢洲」に対する東の拠点を形成する考えです。

森之宮周辺の開発エリアは開発需要に対するアクセス性が弱く、交通環境の整備が必要でした。そこで、森之宮検車場内に新たな鉄道駅を設置することでこの問題を解決し、開発エリアのポテンシャル向上を図ります。

森之宮検車場はOsaka Metro「森ノ宮駅」のやや北西に位置しています

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新駅開業時期は「大阪城東部地区まちづくりの1.5期開発に間に合うよう、2028年春を目指します」としており、あと五年ほどで登場する見込みです。