2024年春の北陸新幹線金沢~敦賀間延伸開業を前に、新たに誕生する6駅の発車メロディが決定。各作編曲者とコンセプトが公開されました。

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〇小松駅
松任谷由実氏作曲、松任谷正隆氏編曲のオリジナル曲
コンセプト:小松駅に降り立つ人、小松駅を通過する人が、ふと空を見上げて元気になるような、マーチを感じさせる勇気が湧くメロディ。

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〇加賀温泉駅
松任谷由実氏作曲、松任谷正隆氏編曲のオリジナル曲
コンセプト:短いメロディの中にある「加賀」という響きと「温泉」が相まった、いかにも雅で秘めやかな日本の風情が感じられるメロディ。

〇芦原温泉駅
堀田庸元氏作曲のオリジナル曲
コンセプト:竹田川や湧き上がる温泉をコンセプトに、光り輝くあわら市の未来に向け、明るく、爽やかで、エネルギッシュなメロディ。

〇福井駅
葉加瀬太郎氏作曲の「Symphonic 悠久の一乗谷」
コンセプト:葉加瀬太郎氏が一乗谷朝倉氏遺跡を訪れた際に感じた、明媚な景色と時間、山の手触りや谷を吹く風の香りを表現。

〇越前たけふ駅
細川俊夫氏作曲のオリジナル曲
コンセプト:聴くたび楽しく、ユーモアがあり、嬉しくなるメロディ。音響合成技術により「越前打刃物」の打撃音を作曲に活用。

〇敦賀駅
佐淡豊氏作曲の「来い来い敦賀」(オリジナル曲)
コンセプト:明るく爽やかで聞きあたりのよい音調とし、敦賀駅のデザインイメージである「煌めく大海から未来へ飛翔」及び新幹線の疾走感を連想できる曲。

JR西日本から自治体に発車メロディを提案し、各自治体が提供しました。「Symphonic 悠久の一乗谷」は在来線の福井駅で使われているメロディとは少し異なるアレンジ版です。

長さは各曲15秒程度で、いずれも2024年春の延伸開業時から使用されます。

(北陸新幹線で使用されるE7系/W7系新幹線 写真:ヒロキ / PIXTA)