北陸本線「金沢~敦賀」の廃止届提出 2024年春の北陸新幹線敦賀延伸開業で三セクに
JR西日本は28日、北陸本線 金沢~敦賀間(130.7キロ)の廃止届を国土交通大臣へ提出しました。廃止日は2024年春の北陸新幹線敦賀延伸開業予定日です。
金沢~敦賀間は2024年春に予定されている北陸新幹線の敦賀延伸開業に伴い、石川県内は「IRいしかわ鉄道」に、福井県内は「ハピラインふくい」にそれぞれ移管されます。
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北陸本線はかつて滋賀県の米原駅を起点とし、新潟県の直江津駅まで353.8キロ(※)を結ぶ長大な幹線でした。2015年の北陸新幹線金沢開業に伴い金沢~直江津間が三セクに移管され、現在は米原~金沢間176.6キロと半分ほどになっています。
※JR西日本が1987年に国鉄から継承したときの営業キロは353.9キロ。2002(平成14)年に東金沢~森本間が2.9キロから2.8キロに改められたことで353.8キロになっています。