海洋プラスチックごみを企業が連携してリサイクルし、企画から流通・製造・消費・処分・再利用とまわすアップサイクル品は、実は軽くておしゃれで、頑丈だった!

そんな SDGsゴールがみえる企業連携アップサイクルに、日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス Creema(クリーマ)が日本財団と組んで挑むと、軽くておしゃれで、頑丈なうえに、クリエイターのオリジナリティがあふれるアイテムに生まれ変わることができた。

しかも、欲しい!と思えばいますぐにでも Creema でゲットできる。

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―――日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス Creema(クリーマ)は、日本財団が支援する、「ALLIANCE FOR THE BLUE」とコラボレーションし、廃棄漁網をリサイクルした生地によるオリジナル作品を募集し、クリエイターオリジナル作品100点が誕生。

Creema 特設サイトで展示・販売がスタートした↓↓↓
https://www.creema.jp/event/alliance-for-the-blue-2022/result

クリエイターの技術とクリエイティビティで、サステナブルな世界の実現へ

深刻化する海洋プラスチックごみ問題の主要因とされる廃棄漁網を回収し、高品質なプラスチックに再生する商品づくりがいま注目を集めている。

いっぽうで、一般的に高品質リサイクル材は、天然資源をもとにつくられるものと比べて割高になるため、価格面で一般商品への展開が難しかった。

また、国内には高い生産技術があるうえに、消費者もリサイクル材を用いた商品への抵抗がないにも関わらず、「欲しいものがない」という理由から販売がすすまないというジレンマもある。

こうした課題を打破すべく、日本財団支援「ALLIANCE FOR THE BLUE 」が協働企業と開発した廃棄漁網リサイクル生地を、クリエイターが確かな技術と豊かなクリエイティビティにより新たな価値を加え、日常的に使えるアイテムに生まれ変わらせ、Creema(クリーマ)で販売するアップサイクルを実現させた。

廃棄漁網を回収、高度なリサイクル技術でナイロン樹脂に再生

深刻化する海洋プラスチックごみ問題の主要因とされる廃棄漁網は、がんじょうに作られているため、いったん海に流出すると自然界で分解されるのに600年かかるとわれている。

現在は、1~2年のサイクルで新品に交換される大量の廃棄漁網を回収し、高度なリサイクル技術でナイロン樹脂に再生、それを原料に糸を紡ぎ、布を織り上げている。

軽くて耐久性のある漁網リサイクル生地のジャケットやエプロン、靴など100点がずらり

そしてこの廃棄漁網リサイクル生地を使ってCreema(クリーマ)クリエイターたちがつくったアイテムは、軽くて耐久性のある、漁網リサイクル生地の特性を活かしたジャケットやエプロン、靴、バッグに、ほつれにくい素材感を活かしたアクセサリーやクッションまで、個性豊かな作品100点が誕生。

「この企画を通して、リサイクル素材を用いたアイテムが、身近な欲しいものとして、人々の暮らしに取り入れるきっかけになれたら」とクリーマ。

同社は今後も、作り手と生活者が感性でつながる新たな機会を創出し、すばらしい作品や才能、そして世界に誇るものづくり文化を届けていくという。

50の企業・団体が連携し、海洋プラスチックごみ問題解決へ

ALLIANCE FOR THE BLUE は、100年後の子どもたちのために、めぐみ豊かな海を次世代に引き継ぐことを目的に、日本財団が支援し2020年に設立。

世界的に深刻化している海洋プラスチックごみ問題に対し、企業間で連携した対策モデルを創出することを狙いとした業界横断のプラットフォームで、石油化学や日用品・飲食品・包装材メーカー、小売り、リサイクル企業など、現在計50の企業・団体が参画している。

プラスチックバリューチェーンの上流から下流を網羅した企業が連携することで、企画から流通・製造・消費・処分・再利用といった一連の各過程で、一貫した対策を図っていく。

最後は、漁網リサイクル生地でできた注目のクリーマ出品作品をチェック

廃漁網アシメトリーワンピース
KOJI TOYODA
ご提供頂きました「廃漁網」素材を使用したシャツ型コートワンピース。 左身頃に色違い素材を使用したアシメトリーデザインに。

ショートエプロン
チエソー
ガーデニングやDIYの外作業に、前ポケットはハサミやペンチ、スマホを入れたり、ユニセックスなデザインは、家族みんなで使える。撥水加工生地は汚れもつきにくいため、服を保護してくれるのもうれしいポイント。

ジャケット
Vivat Veritas
廃漁網を素材にした、ブルーが印象的なテキスタイルと、着物生地を掛けわあせてユニセックスなジャケット。ブルーを表にしても、着物生地を表にしてもどちらでも良い、リバーシブルでたくさんのコーデが楽しめる。

花粉対策もバッチリ!おでかけベスト
アトリエ ペロズ
肩とおなか部分が開閉できて着脱もラクチン!帰宅した時にサッと脱がせやすく花粉も落としやすいワンちゃん用おでかけベスト。

おさかなクッション
Suicoduki(スイコヅキ)
廃漁網の生地は、加工しているうちに溶けやすくて面白い生地。はんだごてで生地を溶かし、穴をあけ鱗を、手刺繍でヒレを表現。ハンドクラフトの良さを感じるアイテムに。

廃漁網リサイクル フラワーバッグ&アンブレラバッグ
BrancH
プラスチックごみ削減プロジェクトに心惹かれ、フラワーバッグとアンブレラバッグを製作。過剰包装やビニールごみを削減する目的がこの企画にぴったりと思ってつくったという。

everlasting sea 廃漁網を再利用したビッグトートバッグ
KICO
「everlasting sea」永遠に豊かな海をテーマに、いつまでも生物が健やかに過ごすせる環境であってほしいという願いを込め、海の生き物をフォトステッチに。

足と地球にやさしい靴 リサイクル素材×ヴィーガンレザー×エコ製法
靴工房 Belle and Sofa
リサイクル素材は通気性がよく軽くて丈夫。ベルトは本革の構造を再現したヴィーガンレザー。動物保護の観点から注目を集めている。一般的な靴の製法に比べ、廃棄物を減らせる特許製法でつくったアイテム。

ヌメ革のバイカラー マリン風トートバッグ
croissant leather
爽やかな水色とナチュラルのバイカラーのトートに、コラボ素材をインナーバッグとして合わせている。タブレット端末も十分に入る大きさで、ちょっとした散歩はもちろん、通勤通学、男女兼用で使える。

「廃漁網」を素材にしたテキスタイルから作られたリバーシブルお弁当袋
Maco Bag
江戸時代、風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせてつくられた「あづま袋」「廃漁網」を素材にしたテキスタイルを使用して仕立てたアイテム。お弁当袋としてはもちろん、コンビニサイズのエコバッグにも。

―――このほか、Creema 特設サイトには廃棄漁網リサイクル生地を使ったクリエイターオリジナル作品がいろいろ紹介・販売されているから、気になる人は、公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
https://www.creema.jp/event/alliance-for-the-blue-2022/result