今年もそろそろ桜が咲く季節です。

今回は、東京メトロの駅から歩ける都内の散散歩スポットとして、半蔵門駅~九段下駅の間をご紹介します。
この旧江戸城の半蔵門~田安門にかけての皇居のお堀は、「半蔵濠」「千鳥ヶ淵」という名称で知られ、堀に沿って歩きやすい遊歩道が続くため、東京都内でも人気の散歩スポットとなっており、桜の季節にはお花見を目当てに、家族連れなどをはじめ多くの人が訪れる場所にもなっています。

今回は、東京メトロ半蔵門線の「半蔵門駅」からの歩き始め、皇居方面をめざします(出口3bが便利です)

この交差点をわたり皇居方面に進みます。突き当りにある門が「半蔵門」になります。

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大通りである国道20号線(新宿通り)を歩き内堀通りとぶつかった交差点を渡ります。この交差点の突き当りにあるのが、旧江戸城の「半蔵門」という門になります。半蔵門駅の出口からは3分ほどの場所です。今回は、ここから門に向かって左の方向に、皇居のお堀の外側を時計回りに歩いて散策をしていきます。
今回の写真は、桜が七分咲き程度といった時期のものになります(2023.3.22撮影)

東京メトロ半蔵門駅から、九段下駅までを散策します

半蔵門の交差点を皇居方面にわたると、すぐに公園になっていますので、公園の中に入り、左の方向にお堀を見ながら歩いていきます。

横断歩道を渡ってすぐに、公園が道路沿いのお堀側にありますので、その中を進みます

道路を渡った公園に入ると、すぐに桜の木が見えてきます。公園内の遊歩道を、お堀を右手美見ながら進んでいくと、桜がきれいに並んでいるかと思ます。千鳥ヶ淵公園(通称、半蔵門公園)という公園になります。

遊歩道の桜の下を進んでいきます
皇居のお堀の方沿い、北方向を振り返ると「半蔵門」が

皇居の堀に沿って進んでいき、振り返ると「半蔵門」が見えます。その後ろ側に見えるのは、日比谷周辺にあるビル群です。この辺りのお堀は、半蔵濠(はんぞうぼり)と呼ばれます。
※「堀」と「濠(ほり)」は、ほぼ同じような意味ですが、「濠」の方は敵などの侵入を防ぐために水を張ってある堀を表すようです。今回は読みやすいように「堀」で書き進めていきます。

そのまましばらく、お堀を右手に見ながら進んでいきます。

桜を見ながら公園の中の遊歩道を進みます。右には皇居の石垣が見えます。

ここで一度、道路にぶつかります。右に曲がると、北の丸公園に続く方面になります。この辺りまでで、半蔵門駅の出口からは、歩いて750m・10分ほどになります。

交差した道は曲がらずに、そのまま進みます。この看板の位置からだと、左の奥の方へ進んで行き「千鳥ヶ淵緑道」という遊歩道を通っていきます。この緑道は、桜の季節には大変多くの人でにぎわう、お花見のスポットとしても有名です。

<都内の他スポットも 関連記事:近くなら行かなきゃ!JR大崎駅から歩いてすぐ、目黒川沿いの桜並木!(東京都 品川区 )

この写真で見えている高速道路の奥側に沿う道が、千鳥ヶ淵緑道になります大きな道沿いをまっすぐ進み、高速道を越えてすぐ右方向へ進む小さな道を曲がります。この道は車両は1車線の一方通行の道路になっており、その歩道が桜の並木になっています。

小さな道へ右折して入り、桜の木のある歩道に入ります
高速道路を右手に見て歩道を進みます

そのまま、小さな道の右側の歩道を進んで聞きます。小さな桜の木が並びます。
少し進むと、お堀がまた近くに見えてきて、道が左へカーブをしてきます。この辺りからは、たくさんの桜の木が頭上に現れ、とてもきれいです。

この辺りからが、一番の桜の見どころになります
この辺りは、皇居のお堀「千鳥が淵」やその対岸の桜が見え、とてもきれいです

有名な「千鳥ヶ淵」というお堀が良く見える広めの場所なので、この辺りからは写真を撮る人たちも多くなってきます。さくらまつりといったイベント時には、この辺りに売店などが立ちます。(ここまでは、半蔵門駅から15分/1km程度の場所になります。ここから九段下駅までも1km程度なので、ほぼ半分まで来た感じです)

この辺りにはボート乗り場があるため、千鳥ヶ淵に浮かぶ、様々なボートを見る事ができます。

ボートに乗ると、湖面からの桜の景色を楽しめます

ボート乗り場は、お子様連れやカップルで、非常に賑わいをみせています。

混みあうシーズンには、事前の整理券が必要になることもあります

さらに進んでいくと、通りの上が一面の桜となり、お堀の対岸にも多くの桜が見えてきます。

この辺りも一面の桜が見どころです
頭上も一面に桜の花が咲いています

桜の並木の下をもう少し歩き続けると、お堀の向こうの大きな建物が「日本武道館」です。歌の中で「大きな玉ねぎ」と例えられた、特徴的な大きな屋根を持っています。
ここは1964年に開催された東京オリンピックの柔道競技会場として建設されました。日本のいろいろな武道の聖地でもあるのですが、様々な音楽ライブイベントが行われる会場としても知られています。

右側の堀の方を見ると、対岸に見えてくる建物が、日本武道館です

少し進み続けると、大きな道路(靖国通り)に突き当たります。この辺りで千鳥ヶ淵緑道は終わりますが、そのままお堀に沿って右の方に曲がり進みます。

来た方向を振り返ると「千鳥ヶ淵の」両岸に桜並木が。遠くには東京タワーも見えます

ここからの千鳥ヶ淵の眺めもきれいですよね。左には旧江戸城の石垣が見え、この奥に武道館があります。
そろそろ今回のゴールが近づいてきました。右手には田安門が見えてきます。

「田安門」の前は、広くなっています

この一つ目の門をくぐり、すぐ右に「田安門」があります。日本武道館や北の丸公園に行く場合にはこの門をくぐって行くことになります。

桜が満開の時期の千鳥ヶ淵緑道では、ライトアップも施されますので、夜桜も楽むことができます。桜の季節には大変込みあう散歩のルートではありますが、お堀の水面に写りこむ桜並木などが非常にきれいな場所ですので、一度は訪れてみると良いと思います。もちろん春以外の季節でも、皇居の周りを季節を感じながら散策するには大変適した散歩ルートになっています。.

この先、大きな道路に沿って坂を下っていくと、地下鉄「九段下駅」に到着します。半蔵門駅からこのルートを通って九段下駅までは約2km・30分程度の散歩ルートになります。「九段下駅」には東京メトロ半蔵門線・東西線と都営新宿線の駅がありますので、お帰りの方向に合わせお間違え無く。

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また機会があれば、都内の散歩スポットを紹介してみます。