
片道2回分の運賃で、沿線のお店で使える2,000円分の商品券まで付いてくるというおトクなきっぷが登場します。
JR九州は2026年10月24日(土)から、「指宿枕崎線 沿線まちあるきクーポンきっぷ」を発売します。大人の価格は鹿児島中央〜枕崎が4,260円、鹿児島中央〜西頴娃が3,460円、指宿〜枕崎が2,180円です。
買えるのは、スマートフォンアプリ「my route」だけ。駅の窓口では売っていません。発売は2027年1月30日(土)までですが、3区間合わせて1,000枚の限定で、なくなり次第終わります。本土最南端の始発・終着駅として知られる枕崎や、南九州市の西頴娃への日帰り旅に使えるきっぷです。
区間ごとの料金と発売枚数、有効期間と乗車時間の制限、特急「指宿のたまて箱」に乗るときの注意点、きっぷが生まれた背景をご紹介します。
料金は鹿児島中央〜枕崎4,260円、指宿〜枕崎2,180円

このきっぷは、指宿枕崎線の決められた区間を、どちら向きでも1回ずつ乗れるJR券2枚と、沿線3市(指宿市・南九州市・枕崎市)の加盟店で使えるデジタル商品券2,000円分のセットです。値段は片道の運賃2回分なので、往復の運賃だけで商品券がまるまる付いてくる計算になります。
区間は3つあり、子ども用(小人)も用意されています。
<区間別の発売額と発売枚数>
・鹿児島中央~西頴娃:大人3,460円・小人1,720円(大人300枚・小人50枚)
・鹿児島中央~枕崎:大人4,260円・小人2,120円(大人300枚・小人50枚)
・指宿~枕崎:大人2,180円・小人1,080円(大人250枚・小人50枚)
大人用は区間ごとに250~300枚しかありません。1人(1台のスマートフォン)で5枚まで買えるので、家族や友人の分をまとめて買うこともできます。支払いはクレジットカード、TOYOTA Wallet、PayPayが使えます。
有効期間は2日間、JR券は利用開始から3時間または5時間以内に
有効期間は2日間です。アプリで買ったあと、「利用開始」ボタンを押すと使えるようになります。利用期間は2026年10月24日(土)から2027年1月31日(日)までです。
注意したいのは、JR券に乗車できる時間の制限です。利用開始の操作をしてから、鹿児島中央~西頴娃と指宿~枕崎は3時間以内、鹿児島中央~枕崎は5時間以内に使う必要があります。ボタンは駅に着いてから押すのが安心です。
乗れるのは普通列車が基本です。特急に乗る場合は、別に特急券を買う必要があります。鹿児島中央と指宿を結ぶ観光特急「指宿のたまて箱」は全席指定席です。
【概要】指宿枕崎線 沿線まちあるきクーポンきっぷ
発売期間:2026年10月24日(土)~2027年1月30日(土)
利用期間:2026年10月24日(土)~2027年1月31日(日)
有効期間:2日間
内容:設定区間のJR券2枚(利用方向は問わず各1回)+沿線3市の加盟店で使えるデジタル商品券2,000円分
発売方法:スマートフォンアプリ「my route」のみ(駅窓口での販売なし)
発売枚数:3区間で計1,000枚(1人5枚まで、なくなり次第終了)
決済方法:クレジットカード、TOYOTA Wallet、PayPay
指宿・枕崎間の「将来のあり方」を探る実証事業

このきっぷは、鹿児島県、指宿市、南九州市、枕崎市、JR九州が連名で発表しました。「指宿枕崎線(指宿・枕崎間)の将来のあり方に関する検討会議」の実証事業の一つとして発売されます。
アプリ「my route」は、トヨタファイナンシャルサービスが提供するおでかけアプリです。アプリのトップ画面右下の「お得におでかけ」から、エリアを選んできっぷを探します。商品券が使える加盟店の一覧は発表資料には載っていないので、アプリで確かめてから出かけましょう。
列車で指宿や枕崎まで足をのばし、商品券で沿線のグルメやおみやげを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(画像:JR九州、PIXTA)
鉄道チャンネル編集部
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)