9月1日に大手新聞・テレビが報じた、阪急電鉄 伊丹空港直結線構想。阪急宝塚線の曽根駅と伊丹空港の間、約3キロメートルを地下で結ぶという線路は、どんなルートか。

鉄道チャンネルニュースでは、9月1日に「伊丹空港周辺は宅地化され、地上のほとんどが建物や道路で埋め尽くされていることから、宝塚線の真下を大深度地下レベルで走り、千里川と交差する付近で進路を真西へととり、蛍池南町3丁目交差点の直下を通り、空港ビルの地下に到達するのでは」と妄想の枠内で伝えました。

この妄想ルートを実際に絵に描いてみたのが、冒頭の画像です。

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あくまで妄想。地図上に妄想ルートを描くと妙なリアル感などが表れてしまうから、手描きの絵で周辺の地図を描いてみて、そこにPhotoshopやIllustratorで色や文字をつけていきます。

まず、アプリ連携デジタルメモ帳のワコム「Bamboo Slate」に手描きで思うままに地図の線画を描きます。間違えても気にせず線という線をゴリゴリ……。

線画ができあがったら、専用アプリWacom Inkspace Appを入れたスマホやタブレットを横に置き、同期開始。スマホ上に表示された線画を、JPGやPNGで書き出し、自分のGmailに添付ファイルで送信。

自宅のパソコンで線画JPG画像を開き、Photoshopで色付け、Illustratorで文字入れ。そして、阪急 伊丹空港直結線の妄想ルートを、イラレのペンツールで赤い実戦・点線で描くと、こんな感じに。赤い妄想ルートは点線と実線で強調したかったので、Illustratorのペンツールで描きました。

妄想ルートは、曽根駅と岡町駅の間で地下へと移り(赤色実線)、宝塚線の直下を大深度地下レベル(赤色点線)で走ります。そして宝塚線と千里川が交差する付近で進路を真西にとり、蛍池南町3丁目交差点付近で大阪モノレール直下の地下へ。大阪モノレール大阪空港駅と空港ビルの間を行く道路の直下に新駅がつくられるイメージです。

もう一度、あくまで妄想です。大深度地下を利用するならば、既存線路や道路の直下に線路をつくらず、曽根と空港をもっと直線的に結べるかもしれません。