※この「私鉄に乗ろう」の写真は、筆者がプライベートで旅行して撮影したものです。鉄道会社さんから許可をいただいていませんので、乗車券があれば誰でも入れる場所からの写真です。素人のスナップ写真なのでクオリティーには目をつぶってご覧ください。

市内線は通称 東田本線は狭軌の併用軌道(路面電車)

2005年(平成17年)に名鉄岐阜市内線・美濃町線が廃止されたので、東海エリアでは唯一の路面電車です。駅前〜赤岩口間4.8km、井原〜運動公園間0.6km(こちらは乗っていません)で運行されています。

駅前停留場

東海道本線の東側、豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅の北側、JR豊橋駅から続くペデストリアンデッキの下にあります。写真は復路で戻ってきた時のものです。元名鉄も580形、豊橋鉄道モ3200形3201号ブラックサンダー(チョコレート菓子)のラッピング電車です。写真は停留場終端部から撮っています。車両の右の階段とエスカレーターでペデストリアンデッキに上がります。JR豊橋駅は右方向になります。

これから乗って赤岩口に向かうのはトップ画像の豊橋鉄道モ780形781号車豊橋信用金庫ラッピング電車です。ご覧の様な前面展望なので撮影は難しそうですね。

軌道を緑化する実験で芝生が植えられています。同じモ780形とすれ違い。前を横切っているタクシーのすぐ向こうが最初の駅前大通停留場。駅前停留場から300m。

これは復路で撮った写真なので、進行方向が逆です。正面がJR豊橋駅。軌道緑化区間の終わった部分で線路が右に曲がって駅前停留場に入ります。

次は新川停留場です。300mと近いのと不意に揺れたりしたので停留場の撮影に失敗しました。復路で乗ったモ3200形の方が前面展望が撮り易かったのですが、何故かこちらも失敗。すみません。新川停留場の先で大きく左にカーブして国道259号線の上を走ります。

ややっこしくて申し訳ないのですが、これがまた復路の写真。国道259から右折したところに新川停留場があります。要は後方展望だと思ってください。

札木停留場も後方展望。

札木停留場を出ると、また右にカーブして、国道1号線を走ります。現在、国道1号線上を走る路面電車は豊橋鉄道だけです。

すぐに市役所前停留場。

日の丸薬局ラッピングのモ780形とすれ違います。次の豊橋公園前停留場までは、豊橋鉄道東田本線の駅間で最も短い200m、次の停留場が見えています。

豊橋公園前停留場、上りの安全地帯は手前にありました。

横浜ゴムラッピングのモ780/783号車

ここで国道1号線を離れ、県道4号線に入ります。

すぐに東八町停留場です。この辺りは妙にでこぼこしています。

しかも、線路まわりも傷んでいます。

前畑停留場。

停留場に停まっていると上り電車が来ました。初めてモ3500形電車です。元は都電7000形です。4両が豊橋鉄道に譲渡されました。都電の軌間は1、372mm、豊橋鉄道は狭軌(1、067mm)なので都電時代の台車をそのまま改造したそうです。すごいですね。県民共済ラッピングの3504号車です。この坂の上が東田坂上停留場です。

今日はここまでにして、次回【私鉄に乗ろう 23】豊橋鉄道 東田本線(市内線) その2 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)