1時間半もムダな時間が省けるとは……。

11月20日を「イイツーキン」(いい通勤)ととらえ、通勤について調査・研究するリサーチ型メディア「通勤総合研究所(通勤総研)」は11月20日、「通勤時間と決済」の調査結果を発表。

「ICカード定期利用者が、モバイル定期利用に変更すると、年間94.6分の時間創出が可能」など複数の結果が明らかになった。

車内のスマホ閲覧はニュースチェックが7割

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通勤者の平均通勤時間は58.8分、通勤距離は25.8km、平均通勤時速は26.3km/h、平均乗り換え回数は1.1回。
平均的な通勤形態は、座っている時間16.7分、立っている時間22.9分、歩いている時間19.2分。
通勤時の時間の過ごし方の1位はスマホを操作している72.0%、スマホでしていること1位はニュースサイトのチェックをしている70.0%。
通勤者の79.4%が、通勤時間をもっと効率的に使いたいと考えている。

モバイル定期券は現状10%

通勤時に使用しているのは、1位:ICカード定期券85.1%、2位:モバイル定期券10.8%。
定期代の一ヶ月平均は15,170.8円、電車通勤の定期更新タイミングは6ヶ月に1回が最多(68.3%)。
通勤途中の買い物は68.3%が週に1回以上。決済方法は電子マネー60.4%。
通勤時に買うもの、1位:飲み物(70.5%)、2位:軽食(38.7%)、3位:お菓子(36.6%)。

モバイル定期券に変えると1時間半の時間創出

ICカード定期利用者は、年間にチャージや精算のために合計34.6回券売機に並んでいる。モバイル定期利用者は券売機に並ぶ必要なし。
ICカード定期利用者の年間合計14,385.6秒(239.8分)を決済やチャージ、定期更新に費やす。
ICカード定期からモバイル定期にすると年間で5,676.4秒(94.6分)時間創出が可能に。

モバイル定期券利用者は年収も高い

年間のチャージ回数は、ICカード定期:年間30.6回モバイル定期:年間39.9回。
年間のチャージ合計金額は、ICカード定期:年間73,542.0円モバイル定期:年間131,869.1円。
年間の買い物回数は、ICカード定期:年間63.7回モバイル定期:年間97.1回。
モバイル定期利用者のほうがICカード定期利用者より、仕事へのモチベーションが高く、年収も74.9万円高い。