都電荒川線で、東京都交通局と東京都市大学(総合研究所/環境学部)による官学連携 緑化実証実験が始まった。

同実験は、大塚駅前停留場付近、荒川車庫前停留場付近、町屋駅前停留場の3か所で実施。実験は2020年までの2年間。

軌道緑化の規模は3か所合計430平方メートル。軌道緑化に用いる品種はセダム属(タイトゴメ、キリンソウ、アルブム、ツルマンネングサなど)。

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今回は、日照環境の悪い区間や停留場などさまざまな環境下での生育状況、軌道緑化の維持管理方法、軌道緑化による環境面での効果や影響、軌道保守点検時の作業性などを考慮した設置方法や材料などを検討していく。