※9700形(1998年・2両稼働中)9500形と同じですが新造車

電車は右にゆっくり曲がってゆきます。

鹿児島というよりも南九州最大の繁華街、天文館近くです。

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0.5kmで天文館通停留場。学生時代にクルマで東京から来たことを思い出します。

0.3kmでいずろ通停留場。”いずろ”は”石灯籠”が訛ったもの、近くの”石灯籠大通”は”いずろどおり”と読まれるんだそうです。

また0.3kmで朝日通停留場。鹿児島で最も早く開けた場所で銀行や証券会社など金融関係の本店支店が並んでいます。この辺りで運転士さんが無闇に挨拶しているので不思議に思ったら、たくさん走っている黄色の鹿児島市交通局バスの運転士さんと挨拶を交わしているのでした。

交通安全号(9507)は目立つせいか、すれ違う度に気付きます。

0.3kmで市役所前停留場。実際は市役所の前を少し過ぎた地点です。

0.2kmで水族館口停留場。1914年(大正3年)の開業時は高野山通。戦中戦後の混乱期に廃止されましたが、1956年(昭和31年)県庁前として再開業。1996年(平成8年)県庁が移転したため県庁跡に改名。1997年(平成9年)いおワールドかごしま水族館開園に伴い水族館口に改名。

正面にJR鹿児島駅が見えてきました。

0.2kmで桜島桟橋通停留場。ほとんど鹿児島駅が正面です。

次回は懐かしい鹿児島駅に着きます。【私鉄に乗ろう 56】鹿児島市交通局 その8 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)