JR西日本 可部線 山陽線新駅の駅名を発表
可部駅から延伸されるあき亀山方面の線路を見る。※2015年8月筆者撮影
可部線の新駅は、可部~三段峡間(46.2km)が2003年(平成15年)12月に廃止された後も線路が温存され電化が検討されてきた部分で当初は2015年の延伸開業が予定されていたが延期によって2017年春の開業が正式に決まった。
廃止前の「河戸」駅を400mほど三段峡方面側に行ったところに新しい「あき亀山」駅が開業する。可部線始点の横川からの営業キロは旧河戸駅の15.3kmに対し15.6kmとなる。
※写真はJR西日本ホームページより
中間駅の河戸帆待川はこの区間が廃止された時には存在していなかった。新設のあき亀山駅までの区間で廃線敷地内にホーム設置可能な直線部分として駅が新設された。
※写真はJR西日本ホームページより
いずれにしても一旦は廃止された線路が新たに復活するという極めて稀なケースである。
一方、山陽本線の寺家駅は隣の西条駅が東広島市の中心から2~3km離れており、長年寺家地区への駅設置が請願されていたものがようやく開業にこぎつけたものだ。
※写真はJR西日本ホームページより
何にせよ、JRに新しい駅がオープンするというのはたいへんお目出度い。