全線区の半分以上(56%)の駅間【私鉄に乗ろう 66】
【私鉄に乗ろう 66】紀州鉄道線 その2
雨の中、西御坊に向けて出発します。ワイパーを動かしてくれていますが、撮りたいタイミングと合わせるのが難しい上に、前面のガラスの汚れがあるので写真はイマイチです。すみません。
紀勢本線とはじきに別れて紀州鉄道線は南に向かいます。しかし15km/h制限でずいぶんゆっくり進みます。
すぐ横の紀勢本線は283系『特急くろしお』が90km/hで通過するのです。
少し速度を上げたかと思えば30km/h制限。
この先は20km/h制限になります。
1.5kmと全線区の半分以上(56%)の駅間で1つ目の学門駅。貴生川駅から1つ目の紫香楽宮跡駅までが全線の63%という信楽高原鐵道を思い出しました。
駅名標。学問ではなく学門なのは、和歌山県立日高高等学校・付属中学校の裏門が駅のすぐ傍にあるから。1931年(昭和6年)に開業した時は中学前駅でした。当時は学制が違ったのですね。
ホーム。出入口は御坊側、西御坊側ホーム上には学門地蔵があります。
復路で撮った写真。辛うじて学門地蔵の「祠」が見えました。駅の部分はPC枕木です。
ここからの駅間は短かくなります。0.3kmで紀伊御坊駅。
左側に駐まっている古そうな車両は何でしょうか。次回【私鉄に乗ろう 66】紀州鉄道線 その3 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)