※2018年1月撮影

トップ画像は2018年1月に仲ノ町駅の前面展望を撮っていた時に偶然写せた1枚。既に営業運転を終えて駐められているデハ1002号ですね。

仲ノ町駅から0.6kmで観音駅。ここでもクルマを駐める場所に苦労しました。コインパーキングはおろかコンビニもありません。駐車場は「月極」と表示されているところばかり。かなり周辺を走り回りましたが、雨はやまないし、駅至近の路上に短時間なら・・・とハザード・ランプをチカチカさせて駐め、急いで駅の写真を撮りに行きました。

ADVERTISEMENT

駅の外川側の踏切から駅全体。スイスの駅舎をイメージしたという立派な洋館の駅舎があります。

駅舎正面。1976年(昭和51年)に銚子電鉄直営のたい焼き屋が駅にオープン。1975年(昭和50年)末に発売されて未だに破られていない日本でのシングル500万枚を売り上げた「およげたいやきくん」にちなんで開店したということです。何と40年間も観音駅でたい焼きを売っていましたが設備の老朽化などで2017年3月に閉店。新たに犬吠駅に移転してオープンしています。

ちなみに歌っていた子門真人は大学時代の友人の友人でヒット後にも何度か会ったけど「バイト料で歌ってレコード会社の買取契約だったので歌唱印税は一銭ももらっていない」とあまりにも多くの人に訊かれてウンザリした様子でした。個人的にはシングル盤でカップリングされていた「いっぽんでもニンジン」の方が好きです。

駅舎出入口。有人駅なので右側に出札窓口があります。かつてはこの部分がたい焼き屋さんでした。今は銚子電鉄グッズなども並べて販売していました。

バリアフリーのスロープでホームに上がります。

ホームに出る場所に改札口(可動式?)が置いてありました。改札しているのか駅のスタッフに尋ねればよかった・・・。

たぶんこれがホーム上の駅名標。かすれていて判読不可能に近いです。

観音駅は、1923年(大正12年)開業後、1925年(大正14年)現在の場所に移動。この経緯がヨク分かりません。駅舎が現在の洋館に改築されたのは1991年(平成3年)。それでも築30年近いのでこの駅名標同様に少々ヤレている部分も散見します。

こちらはネーミングライツの駅名標。不動産屋さんが支援しています。

細長いホームの銚子側から最初に写真を撮った踏切が見えます。

これは最初に来た2012年(平成24年)8月の踏切から撮った観音駅。写真が4:3です。16:9に加工するとすごくワケの分からない写真になってしまうのでそのままご覧ください。

実は2012年に観音駅に来たのは、観音駅周辺が元々銚子の中心地で、元銀行の建物を使ったギャラリーがオープンしたのに招待されたからでした。ギャラリーは今も健在。作品の保管に困っているアーティストから作品を有料で預かるサービスもやっています。その時に通り道で寄った飯沼観音円福寺。

周辺を散歩して銚子漁港でノンビリしました。

さて天気の良い写真が出てきましたが、実際は雨降りの中、次の本銚子駅に向かいます。

雨の銚子電鉄6【50代から始めた鉄道趣味】184 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)