新松田駅〜渋沢駅間が一番好きかも【駅ぶら01】小田急線61

2019.12.31

新松田駅を出るとすぐにJR御殿場線が頭上を横切ります。小田急小田原線との連絡線はこの上は通っていません。

左から連絡線が寄ってきます。

ありゃ、下りの特急ロマンスカーが来ちゃったので連絡線のポイントが見えないですね。先の頭上には東名高速が見えています。

これはお昼過ぎ、新松田駅を撮影した後です。連絡線を撮るのにカメラを用意するタイミングが遅れたので、あわてて左側を撮った結果の写真です。レンズがズームか否かで写る範囲と距離感がここまで異なるという見本にはなっています。(苦しい言い訳です すみません)

新松田駅から次の渋沢駅までは、小田急小田原線で最も長い駅間6.2kmです。酒匂川に注ぎ込む川音川に沿って谷間を走って行くことになります。まず川音川を渡って左岸を行きます。

また川音川を渡って右岸に。ここから第二菖蒲トンネルを抜けるまでは人家の少ないエリアを走ります。

余談ですが松田町は「松田惣領(まつだそうりょう)」「松田庶子(まつだそし)」「神山(こうやま)」「寄(やどりぎ)」という4地区からなっています。毎度、地名に惹かれてしまうのですが、惣領とは、嫡子=跡取り・家督相続予定者のことです。庶子(しょし)は文字通り正室ではない女性から産まれた子供。松田の領主に嫡子と庶子がいて、相続した土地に付けたられた地名の様です。何故か読み方は「そし」になっています。寄(やどりぎ)は旧寄村、旧松田村が、惣領、庶子と旧神山村で構成されていた様です。

これから分け入ってゆく山間部に松田庶子、寄(やどりぎ)地区が広がっています。

また川音川を渡って左岸に。

横の道路にここから秦野市という標識があります。

手前の八沢で西側から流れてきた中津川と東側の四十八瀬川が合流して川音川になっています。上流の四十八瀬川を渡って右岸を行きます。

四十八瀬川が蛇行しているのでまた渡河して左岸に、トンネルが見えました。

第二菖蒲トンネル(60.3m)。小田原線の西側には国道246号線が通っています。西側に松田町の寄(やどりぎ)地区の入口があり、かなり山の中まで寄(やどりぎ)地区が広がっています。東側は秦野市菖蒲、小田原線の線路は菖蒲を走っているのです。寄入口交差点の北側に突然「湯ノ沢団地」があって人口希薄エリアにいきなり住宅がたくさん並んでいます。路線バスに乗れば新松田駅まで10分程度の様です。ちなみに寄(やどりぎ)地区までは新松田駅からバスで30分程度です。

第二菖蒲トンネルを出ると蛇行する四十八瀬川を3回渡ります。

手前が2回目、

3回目。左に国道246号線が見えました。

もう一度四十八瀬川を渡ると小田急線で最長の第一菖蒲トンネル(492.9m)になります。ただし下北沢駅前後の地下部分を除いた最長トンネルということです。

カーブの途中で急に第一菖蒲トンネルです。

トンネルを出ると東に向かって行きます。堀割になっていますが沿線は住宅街です。

ようやく渋沢駅が見えてきました。新松田駅から6.2km、30パーミルの勾配と急カーブが多いので6分位かかりました。

ずいぶん大きな跨線橋というか橋上駅舎があります。

ホームがカーブしています。

個人的には、秘境感もあって深い自然の中をゆく新松田駅~渋沢駅間がとても気に入りました。写真に残せていませんが、川には清冽な流れを見ることができました。しかし、小田原線の敷設工事では難工事区間だったでしょうね。

次回は渋沢駅をご案内いたします。【駅ぶら01】小田急線62 に続きます。

今日は大晦日ですね。お掃除進んでいますか? 明日は元旦なので、ちょっとおめでたい内容に変更します。

今年も一年間ありがとうございました。来年もよしなにお願いします。

(写真・記事/住田至朗)


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