【駅ぶら01】2020年令和二年 お正月スペシャル01

2020.01.01

新年明けましておめでとうございます。謹賀新年。謹んで新年のお祝いを申し上げます。頌春。新春を寿ぎ謹んでお慶びを申し上げます。賀正。

まぁ、祝辞を重ねるのはこれくらいにして、今年もなにとぞ宜しくお願いします。

トップ画像は、江ノ島弁天橋から見た富士山。新年早々すみません。日の出と言いたいトコロですが、残念ながら夕景です。というか富士山は江の島から西の方角にあるので日の出とは逆の方向なのです。

【駅ぶら01】は小田急線に乗っていますが、新春スペシャルとして、初詣というか、まぁ、おめでたい気分で三賀日、江の島をご案内します。江の島は御存知の様に神奈川県藤沢市から相模湾に突き出した陸繋島(りくけいとう=波で砂州が形成され陸と繋がった島)です。

湘南を代表する景勝地で古くから東京近郊の人気観光地。葛飾北斎の「富嶽三十六景」でも描かれているくらいです。

小田急線で新宿駅から特急ロマンスカー(えのしま)に乗ればほぼ一時間で片瀬江ノ島駅に着きます。2020年正月現在、小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅は改修工事中です。元の竜宮城の様な駅舎が懐かしい、とお嘆きのアナタ、ご安心ください、竜宮城は復活します。

片瀬江ノ島駅から弁天橋で境川を渡ります。写真を撮った2019年12月11日は工事中でした。

弁天橋を渡ると片瀬江の島観光案内所があります。

ややっこしいのは地名です。小田急の駅は片瀬「江ノ島」、しかし町名や自治体などが用いる公文書では「江の島」なのです。「ノ」か「の」の違いです。ちなみに江ノ島電鉄の駅も「江ノ島」です。ところが湘南モノレールの駅は「湘南江の島駅」なのです。さらにこれから向かう神社は江島神社(えのしまじんじゃ)で「ノ」も「の」もないのです。これが最も古い形らしいのですが。筆者としては、タイピングミスが心配です。

片瀬江の島観光案内所の海側に国道134号線をくぐるアンダーパスがあります。

アンダーパスの中に案内看板があります。

正面に江の島を見ながら、江の島弁天橋の方に歩いて行きます。

この日は残念ながら富士山はちょっと霞んでいました。

江の島弁天橋を行きます。

江の島に渡りました。正面の参道を登ってゆきます。

宿道(参道を地元ではこう呼びます)入口には、延享(えんきょう)4年(1747年)に創建され、文政4年(1821年)に改修された青銅の鳥居があります。

参道の突き当たり、赤い大鳥居の階段の上に神門「瑞心門」があります。

瑞心門は正面よりも少し斜めから見た方が美しく見えます。竜宮城を模して1986年(昭和61年)に造営されました。

瑞心門から参道を見下ろしています。

大鳥居の上の辺りをズームすると渡ってきた江の島弁天橋と東浜が見えました。

瑞心門の脇に「江島神社 三宮の御案内」があります。元々、江戸時代までは弁財天を祀っていました。江島弁天、江島明神と呼ばれていました。それが明治維新の神仏分離で現在の祭神に改められたものです。

瑞心門の横から次の階段を登ります。その脇に福石がありました。鍼灸師で将軍綱吉の持病を癒したことで検校に出世した杉山和一が参籠した際にこの石に躓き将軍の病を治した鍼術を弁天様から与えられたのです。この石の傍らでモノを拾うと福運を授かるという福石です。横には藤沢市指定文化財の「江の島弁財天道標」が立てられていますが、島の外から持ってこられたものです。

百度供養碑、宝暦11年(1761年)から36年かけて百度詣りが結願した記念に寛政8年(1796年)江戸下谷の住人が建立。弁財天の種子「そ」の梵字が刻まれています。

実は、今回、筆者も江の島に3度来ました。最初に来た2019年12月9日(月)は、小田急線の再撮影を終えた後片瀬江ノ島駅から江の島弁天橋を渡り始めたところであまりの寒さにギブアップ。朝は晴れていたのですが、天気も悪化したので諦めました。2回目は12月11日(水)江の島弁天橋を渡って、無事江島神社を撮影。帰宅して写真をチェックしていて撮影のイケてないカットが見つかったので、12月12日(木)三度目の正直で、三度詣りというワケです。3度目は早い時間に行ったので朝の準備をする地元の方は写っていますが、観光客はまだほとんど来ていません。自宅が三浦半島なので江の島までは40分程で来るコトができるのです。お正月は、観光客のいない静かな江の島をお楽しみください。

3つ目の階段を登って辺津宮(へつみや)です。けっこうキツい階段です。

辺津宮は、建永元年(1206年)鎌倉幕府三代将軍の源実朝が田寸津比売命(たぎつひめのみこと)を勧進して建てました。現在の社殿は1976年(昭和51年)に新築されたものです。

辺津宮の境内に銭洗白龍王の湧水があります。水源には黄金の小判が隠されているという言い伝えから黄金浄水とも呼ばれます。

では、市寸島比賣命を祀る中津宮は、明日、御案内します。

【駅ぶら01】2020年令和二年 お正月スペシャル02 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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