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2014年5月12日、JR北海道江差線木古内~江差間が廃止された。

廃止前に乗っておきたいと思い、2014年3月、青春18きっぷで北海道に行った。当時青春18きっぷで利用できる優等列車は2つあった。1つは、青函トンネルを通過する普通列車が存在しないので靑森の蟹田~北海道の木古内間を特急白鳥の自由席に乗ることが出来た。もう一つは石勝線の新夕張~新得間だ。こちらもこの北海道を巡る旅で乗車した。

2014年3月、北海道新幹線の開業を2年後に控えて工事が行われていた。木古内駅の旧駅舎(南口)、後方で北海道新幹線の駅が作られている。
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4番線に函館から11:48発の江差行が到着、5番線は江差から着いて函館に向かう列車。両方とも1両編成。
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木古内を発車した列車は渡島鶴岡(おしまつるおか)に停まる。2013年の乗車人員6人/日。
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吉堀、1982年(昭和57年)まで1面2線で駅員2名が配置されていた。当時の駅舎はなくJR北海道に多いヨ3500形車掌車が駅舎に使われていた。2013年の乗車人員0人/日。
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神明、2013年の乗車人員0人/日。駅を中心に半径1kmの住人は28名。(2005年国勢調査からのデータ)
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湯ノ岱(ゆのたい)、駅員さんがいた。木古内~江差間で唯一列車交換可能な駅だった。廃止されるまで硬券が売られていたという情報もある。2013年の乗車人員23人/日。
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宮越。雪に埋もれた待合所。2013年の乗車人員0人/日。
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桂岡。ここも車掌車が駅舎。2013年の乗車人員0人/日。
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中須田も車掌車が駅舎だったが撮影を失敗。2013年の乗車人員0人/日の駅。帰路は弁当を食べていて写真を撮るのを忘れてしまった。

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ひとつ隣の上ノ国。後に商工会を併設する駅舎が写っている。2013年の乗車人員1人/日。
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江差に近づくと左手車窓に日本海が見えてくる。
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12:55、67分の乗車で終点の江差に到着。
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折り返しの運転まで12分しかなかったので慌てて駅舎を撮った。
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江差線廃止が発表されたためか青春18きっぷで乗りにきている人も多かった。
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おなかが減ったので名物の駅弁(江差産二段寒海苔弁当/870円)を買う。
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中はこんな感じ。美味しかった。
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お弁当を食べながら木古内に戻った。

同じ2014年の7月にも北海道に青春18きっぷで行った。。その時写した木古内の駅名標。江差線が廃止されたので渡島鶴岡の表記が消されている。しかしまだ北海道新幹線開通前なので津軽今別の表記がある。今は奥津軽いまべつという新幹線の駅が出来た。
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写真は全て筆者が2014年3月、7月(最後の1枚)に撮影したもの