京急川崎駅の西口。初めて来ました。とても小さな改札口です。

どうやら無人の改札口の様です。ICカードとかはOKだけど紙の切符などの場合は中央改札にまわる必要があるのかな。

西口からの眺め。ヨドバシカメラのアウトレットとパチンコ屋さん。川崎繁華街の北東側、この先からほぼ周辺部になるので改札口の需要も多くはないのかもしれません。

ADVERTISEMENT

これが西口です。バリアフリーはないですね。空腹でしたが横にあったトマト・ラーメン、残念ながらあまり食欲を感じませんでした。子供の頃からトマトが好きではないのです。好き嫌いを言ってごめんなさい。

そのまま京急線の高架に沿って行くと中央改札口の西側に出ました。

そのまま通り過ぎて行きます。この辺りの通りは記憶にないなぁ。たぶん昔と佇まいが違っています。

JR川崎駅の前に出ます。昔とずいぶん雰囲気というか建物が変わってしまって、久しぶりに来ると全くの浦島太郎です。サラリーマン時代、JR川崎駅東口の北東側に地下に飲食店の並ぶ細長いビルがあって、昼間から居酒屋がオープンしていた事など思い出しますが、今は妙にキレイなビルが建ち並んでいて全く違う街になってしまった感じです。個人的には、あまり好ましい変化ではありません。何と言うかウソ臭い感じ。でも時代の趨勢なのでしょう。

京急の高架をくぐって中央改札口の方に戻ります。街が新し過ぎて落ち着きません。(笑)

この辺りも昔はもっとゴチャゴチャしていた様な気がします。

川崎の新しい街に個人的にはサッパリ魅力を覚えないのでサッサと次の駅に向かう事にしました。サラリーマン時代、チネチッタであった同僚の結婚式に出席しましたが、その時も雰囲気にイマイチ馴染めなかったことを思い出しました。中幸町の商店街に古い友人の親がやっていた飲食店があって何度か飲みに行った時は、なかなか良い町だと思ったのですが。

次の駅に向かう事にしました。京急川崎駅を出ると渡り線があります。六郷川橋梁にあった渡り線と同じ方向です。北品川駅の南側からここまでたぶん10kmくらい続いてきた高架線が終わって地上に降ります。高架からは眺めが良いのですが、流石に少々飽きてきました。(笑)地上線に戻って、京急川崎駅から1.3kmで八丁畷(はっちょうなわて)駅です。難読駅名ですよね。京急駅の上を横切る高架線はJR南武線浜川崎支線。JR八丁畷駅には改札も駅舎も無いという不思議な駅です。

実はJR鶴見線を探訪した時に、鶴見線の国道駅から京急花月園前駅(現・花月總持寺駅)まで歩いてきました。花月園前駅(現・花月總持寺駅)から八丁畷駅まで京急線で移動した後、八丁畷駅からJR南武線浜川崎支線の浜川崎駅まで戻りました。有名な国道駅のレトロな空気と花月園前駅(現・花月總持寺駅)辺りもなかなかディープでした。鶴見線沿線は基本的に工場地帯なのでどこか荒涼としていて面白かったなぁ。

こうなると、新しくてキレイなモノに反感を覚えるのは老人の若さに対する嫉妬かもしれませんね。

【駅ぶら03】京浜急行26 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)