下吉田駅に副駅名<新倉山浅間公園> 3/14富士急行線ダイヤ改正と同時に設定、記念特急券も発売

富士急行株式会社は3月14日(土)、絶景の富士山ビューポイントへの玄関口として知られる「下吉田駅」に副駅名を設定します。
副駅名称は「新倉山浅間公園(あらくらやませんげんこうえん 英語副駅名称 Chureito Pagoda)」。同社は設定理由について「国内外から訪れるお客様に下吉田駅をさらに便利にご利用いただくだけでなく、地域のお客様にも下吉田駅に親しみを持っていただくとともに、同施設を中心とした地域振興の推進と活性化を目的として設定する」と説明しています。
ダイヤ改正も実施
また3月14日(土)には富士急行線のダイヤ改正が行われ、下吉田駅に「富士回遊」を含む全ての特急列車が停車するようになります。

自由席特急料金も新設定。大月~下吉田400円、都留文科大学前~下吉田200円、下吉田~富士山、富士急ハイランド、河口湖も200円。河口湖駅~富士山駅間は乗車券のみで空席を利用出来ます。
また直通特急「富士回遊」は毎日3往復運行に増便、さらに土休日には1往復の臨時運行を実施。新宿~大月間は「かいじ」「あずさ」と併結して運転します。


富士急行線内では「快速」種別を廃止し「普通」「特急」の2種別に。併せて富士登山電車の運転形態を見直し、普通電車に「富士登山電車」を併結して運行するようになります。
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記念特急券も発売

これにあわせて富士急行は副駅名設定記念特急券も発売。桜の花びらの形をした硬券と台紙がセットになって、価格は1枚400円。富士山、下吉田~大月間の特急券として利用できます。
発売箇所は富士急行線富士山駅、下吉田駅。3月14日(土)午前8時より発売予定です(初番は富士山駅での発売)。4月中旬には第二弾も用意しており、第一弾の台紙と合わせると一つの絵が完成するデザインになっています。
鉄道チャンネル編集部
2020年3月6日19:05 タイトルを修正いたしました。(鉄道チャンネル編集部)