夕景にヘッドライトがアクセントを添える。前回開催時の模様(写真:北総鉄道)

鉄道写真といえば通常は日中時間帯の撮影。しかし、真のファンが好むのは夕景・夜景とも……。そんなコアな撮り鉄をターゲットに、千葉県の北総鉄道が夕方17時スタートの「夜間撮影会」を開催する。

開催日は2025年9月13日で、イベントの時間帯は17時~19時10分。会場は千葉県印西市の印旛車両基地。車両基地は印西牧の原駅東側、印旛日本医大との駅間にあり、当日は臨時列車で基地に入る。

撮影タイムは、15分1回と10分2回の計3回。車両は7300形、7800形、9800形の3形式を並べる。

7300形は、1991年の北総Ⅱ期線(新鎌ヶ谷~京成高砂駅)の開業にあわせて新製。7800形は、京成3700形のリース車両として、2003年に北総入り。2025年に22周年を迎えた。9800形は2017年デビュー。7300形と同形ながら、イエローの帯がポイントだ。

撮影会のもう一つの推しが、〝音鉄〟に向けたレアな車内放送。「サウンドツアー」と銘打ち、通常ダイヤでは聞けないレアな車内放送を流す。

撮影会はツアー形式で事前申込制。中学生以上が対象で、定員80人。申し込みは2025年8月18日から「ディスカバリー北総」サイトで先着順で受け付ける。

記事:上里夏生

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