※2019年4月撮影

トップ画像は男鹿線、男鹿駅に停まる男鹿色のキハ40、2両編成。車番は分かりません。男鹿線と言えば男鹿色のキハ40系ですが、2020年度以降、既に導入されている蓄電池電車EV-E801系に置き換えられて姿を消してしまいます。淋しいなぁ。

青春18きっぷ鉄道旅vol.7、2日目、芸備線は田総川(たぶさがわ)を渡って塩町に近づきます。後方展望です。備中神代駅からの営業キロ83キロポストが橋の上にありました。塩町駅までの営業キロは、83.2km、あと200mです。

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※2012年12月撮影

ようやく塩町駅に到着。備後落合から乗って来たキハ120は三次方面に去っていきました。

※2012年12月撮影

備後落合駅から38.6kmを69分でしたから表定速度は33.6km/h。JR西日本で最も遅いのでは?

2010年のクリスマス・イヴの時にも書きましたが、とにかく備後落合駅~比婆山駅間5.6kmをほとんど徐行運転して20分近くかけて走るのです。この駅間の平均速度はたぶん20km/h以下です。

とりあえず塩町駅舎を激写。

※2012年12月撮影

塩町駅で福塩線の乗継待時間が60分以上あります。でも無人駅の待合室に暖房はありません。あまりの寒さに気が遠くなりそうでした。駅周辺には喫茶店などもちろんありません。塩町食堂がありましたが・・・。

三次駅には何度か行っていますが、塩町駅には降りたことがなかったのです。せっかくなので駅の周りを散歩してみようと単に思いついたダケですが、即、後悔しました。駅の周囲にはお店は無いし、寒いし、少しずつ暗くなってくるし・・・。一緒に駅に降りた高校生たちは迎えの車に乗っていなくなっちゃうし。

※2012年12月撮影

どうにか耐えて福塩線で福山駅。駅で今夜の日本酒をゲットしました。写真は山陽本線の福山駅~岡山駅間で運行されるサンライナー。旧国鉄117系電車は関西がメインなので関東に住む人間には珍しいのです。

※2012年12月撮影

宿泊地の倉敷に20時半着、ホテルで一っ風呂浴びて早速「上(プレミアム)モルツ」。うまっ!

白牡丹は、広島西条の創業300年という蔵のお酒。この山田錦純米酒、深いコクがありますが、後口がすごく爽やかな飲み飽きないお酒でした。

※2012年12月撮影

このふくよかなお酒と「備中 お祭り寿し」。最高です。4合飲んじゃいました。量があっておなかいっぱい。

※2012年12月撮影

翌朝、クシャミをしてギックリ腰に罹患。計画していた長旅を諦めて岡山から初めての赤穂線に乗りました。電車の形式に詳しくないので分かりませんが国鉄153系電車の大きな目玉を小さくした様に見えます。

※2012年12月撮影

播州赤穂駅からはJR西日本新快速で加古川駅、止せば良いのにわざわざ加古川線で谷川駅に行きました。途中、愉快な駅名なので撮影した駅名標。1985年(昭和60年)臨時駅として開業、1987年(昭和62年)JR西日本になって正式駅になった日本へそ公園駅です。駅名標の背後に磯崎新デザインの岡之山美術館があります。

※2012年12月撮影

加古川線粟生駅で103系電車とすれ違いました。この3550番台には前面に貫通扉があって、懐かしい103系の面影はほとんどありませんね。

※2012年12月撮影

加古川線にも制限速度25km/h。地盤かな?

※2012年12月撮影

初めて谷川駅に来ました。木造駅舎が素晴らしい。

※2012年12月撮影

谷川駅から福知山線で尼崎、神戸線で新大阪、御堂筋線で江坂の友人宅に行って宿泊。

翌日は東海道本線で岐阜、高山線で美濃太田、これは未乗の太多線に乗るためのルートです。多治見からは中央本線で塩尻駅下車、の予定が腰痛の痛み止めが効いて爆睡。目が覚めたら、何と南松本駅!

ひょえ~っ、寒い!

※2012年12月撮影

日頃の行いが良いので(そんなワケがない!)超ラッキーなコトに塩尻駅で乗り換える予定だった大月行が3分後に向かいのホームに来ました!

これで無事帰宅。青春18きっぷ鉄道旅vol.7は、4日間という短めの旅でしたが、トータル1911.1kmと相変わらず乗車中毒の鉄道旅でした。キハ40系の収穫はイマイチでした。

(写真・記事/住田至朗)